近年、日本企業の機密情報が、相次いで中国に流出していることが発覚しています。
サラリーマンが狙われる! 中国産業スパイの“悪辣手口” 企業関係者はお金に縛られ…女性を送り込んで弱みを握る手口も 「糸1本の技術でも安全保障に関わりかねない」 https://t.co/6jTMT2xljT
— zakzak (@zakdesk) October 16, 2020
「映画より巧妙」 相次ぐ情報流出 公安幹部が明かす産業スパイの実態【WBS】
実はいまスカウトを装い、技術情報を盗もうとする中国やロシアの産業スパイが増えているといいます。中国企業への情報流出をめぐっては、2021年8月に積水化学工業の元社員が不正競争防止法違反… https://t.co/tivSHOoSBY— 祭主🍎💉💉💉🍋 (@Nonbrenoir) May 7, 2022
2021年8月18日、大手化学メーカー「積水化学工業」のスマートフォン関連技術を、中国企業に横流ししたとして不正競争防止法違反の罪に問われた元社員、久保田敬士(たかし)被告(46)に、懲役2年と罰金100万円、執行猶予4年の判決が言い渡されました。
久保田敬士は、2018年8月~19年1月、スマートフォンのタッチパネルなどに使われる素材「導電性微粒子」の技術情報を同社のサーバーから不正に入手し、中国・広東省に本社を置く通信機器部品メーカー「潮州三環グループ」の社員に送っていたとのことです。
中国企業の社員との技術情報の交換を通じ、自身の知識を深め、社内評価を高めようとしたと供述しており、自身の研究に対する社内評価にも不満があったとも報じられています。
中国企業側は、取引先としてLinkedInを使って久保田敬士に接触し、中国企業の負担で中国に数回招きました。
訪中後、取引先でないことが判明しましたが、久保田敬士は在籍したまま、中国企業から技術指導として非常勤の技術顧問就任を打診されていたそうです。
また、久保田敬士は2019年5月に積水化学工業を懲戒解雇され、直後の同年夏から、HUAWEI日本法人に再就職していたとの情報もあります。
栗原裁判官は、積水化学の営業秘密は特殊かつ独自で、漏洩すれば市場でのシェアを奪われ、大きな影響を受ける恐れがあったと指摘しました。
他にも、日本企業の技術情報が中国に流出する事件が相次いでおり、2019年、京都の電子部品製造会社の元社員が技術情報にアクセスし、データをハードディスクに複製、中国に不正に持ち出したとして逮捕されました。
愛知県では、2017年、工具メーカー元社員が、中国の競合会社の男性社員に設計データを提供したとして逮捕されました。
元経済産業省官僚の宇佐美典也によると「日本は、化学や電子材料やソフトウエアを組み合わせた分野に強みを持つ。特に半導体の電子材料や半導体製造装置に関する技術は、中国が死ぬほど欲しがっている。半導体製造装置に強いのは日本と米国だが、米国から盗むのが難しいため、日本への産業スパイ行為は活発化していくだろう」とのことです。
元公安調査庁調査第二部長の菅沼光弘は、SNSなどでの接触は氷山の一角だと指摘し、「企業関係者は最終的にはお金に弱く、お金に縛られてしまう。特殊な例として、女性を送り込んで弱みを握る手口もある。訪中した官僚らも狙われた例があるが、相手が民間企業なら、さらに容易だ」と述べました。
日本企業の機密情報の流出は、国の安全保障にも関わりかねません。
海外への技術流出は安全保障にも影響を及ぼします。昨年は積水化学工業の事件もあり、それは氷山の一角に過ぎないでしょう。
警視庁が産業スパイなサイバー攻撃に
取り組むだけではなく、スパイ防止法の制定が急務です。#スパイ防止法の制定を強く望みますhttps://t.co/DFiSYaoS0T— まっさん (@o1enf5aYxj2gURf) December 1, 2021
中国人スパイは、巧妙な手口を使って私たち日本人に言い寄ってきますので、決して騙されることがないように十分に注意しなければなりません。
日本侵略を画策する中国共産党とこの日本で悪事を働く中国人たちが、一人残らず滅び去りますことを心から祈ります。
○【農業視察団という名の盗賊】中国・韓国のスパイが日本の農家を訪問し、栽培技術をタダで習得、苗木を奪っていた‼︎
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