
北海道・白老町の養鶏場で、死んだニワトリから高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出され、採卵鶏およそ45万9000羽の殺処分が開始されました。
北海道によると、21日に多数のニワトリの死骸が見つかり、簡易検査で陽性の反応が出たため、翌22日に遺伝子検査を行ったところ、高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されたとのことです。
道は鶏舎の消毒など防疫措置を進めるとともに、農場から半径3キロ以内で鶏や卵の移動を禁止し、さらに半径3〜10キロ以内では搬出を禁止しました。
全国の養鶏場で今シーズン初の感染となり、殺処分の対象となったニワトリの数は北海道で飼育されている採卵鶏の約8%を占める規模です。
【#高病原性鳥インフルエンザ の防疫措置の状況(白老町)】
防疫措置の進捗率:77.8%(10/27 9:00現在)
道では、早期の作業終了に向け、白老町をはじめ関係機関と協力し、引き続き24時間体制で防疫措置を進めていきます。鳥インフルエンザ情報⬇https://t.co/5V6C8DsHb7 pic.twitter.com/mXV0bUMKx8
— 北海道【公式】 (@PrefHokkaido) October 27, 2025
【#高病原性鳥インフルエンザ の防疫措置の状況(白老町)】
防疫措置の進捗率:66.2%(10/26 9:00現在)
道では、早期の作業終了に向け、白老町をはじめ関係機関と協力し、引き続き24時間体制で防疫措置を進めていきます。鳥インフルエンザ情報⬇https://t.co/5V6C8DsHb7 pic.twitter.com/TXgsJz68cx
— 北海道【公式】 (@PrefHokkaido) October 26, 2025
これを受け、福岡県では24日に緊急の対策会議が開かれ、県の担当者や農協の関係者などが出席し、防疫体制の徹底を共有するとともに、県内の養鶏場に対する指導を強化することを確認しました。
また、佐賀県武雄市の「JAグリーンたけお」では、養鶏農場などを消毒するための消石灰が配布されました。
現在、養鶏場で鳥インフルエンザの感染が確認されると、すべての鶏が殺処分されることになっていますが、農林水産省は「鶏肉や卵を食べても鳥インフルエンザが人に感染する可能性はない」との見解を示しており、食べても安全だと言いながら大量に殺処分を行うという矛盾した対応を続けています。
今シーズン1例目となる鳥インフルエンザと考えられる事例が確認されました。
鶏肉や卵を食べることで、鳥インフルエンザがヒトに感染する可能性はないと考えています。
感染が疑われる鶏の肉や卵が流通することもありません。正しい情報により、冷静な対応をお願いします。https://t.co/kYfi6nWNkd pic.twitter.com/4gzumjm52N— 農林水産省 (@MAFF_JAPAN) October 22, 2025
これまで何度も述べてきましたように、鳥インフルエンザウイルスの存在自体が未だ科学的に証明されていないことから、実際には感染など起きていないにもかかわらず、虚偽の情報を養鶏場に伝えて不必要な殺処分を強制し、卵や鶏肉の価格を意図的に引き上げ、流通量を減らして食料危機を誘発しようとしているのではないかと疑う声がネット上では飛び交っています。
◯【国立感染症研究所】『鳥インフルエンザ』や『インフルエンザ』の存在を証明する行政文書を保有していないことが判明
食料が常に安定して供給され、誰もが安心して暮らせる社会が実現しますことを心から祈ります。
◯【ねつ造される食料危機】昨年の11月から年末にかけて、北海道の畜舎で火災が相次ぐ 全4件、約179頭の牛が死亡
◯世界最大の鶏肉輸出国・ブラジル、養鶏場で鳥インフルエンザ検出 日本など世界各国への鶏肉輸出を一時停止 国内の供給に影響が出る恐れ
◯【ねつ造される食料危機】鶏卵の卸価格が1年半ぶり300円台に 鳥インフルエンザの流行で、今シーズン14道県で927万羽が殺処分

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