トランプ政権への抗議デモ『ノー・キングス(王様はいらない)』が全米2500か所以上で一斉に開催 数百万人が参加 ジョージ・ソロスが資金提供しているとの噂も

トランプ政権への抗議デモ『ノー・キングス(王様はいらない)』が全米2500か所以上で一斉に開催 数百万人が参加 ジョージ・ソロスが資金提供しているとの噂も

今月18日、全米各地でトランプ大統領の政策や政治姿勢に抗議する「ノー・キングス(王様はいらない)デモ」が行われました。

この大規模デモは、300を超える草の根組織の連携により主催され、開催地域はおよそ2700か所に上り、約700万人近くが参加したとみられています。

今年6月に行われた同様の「ノー・キングス」デモに続くもので、第2次トランプ政権の発足以降では、最も大規模な抗議行動となったと報じられています。

デモの参加者らは、民主党系の都市への州兵の派遣や不法移民の摘発などに反対の声を上げており、左派やリベラル寄りの思想を持つ有名人や民主党議員らが、デモの様子をSNS上に次々と投稿しています。

首都ワシントンのデモに参加した政策アナリスト、スティーブン・ケニーは「民主主義が危ういと感じている。隣人の移民のほか、医療制度や補助的栄養支援プログラム(SNAP)に頼っている人々の権利が奪われている。トランスジェンダーの友人らは命の危険を感じている。だからこれくらいのことは最低限しなければと思った」と話しています。

また、他の参加者からは「政権は国民に奉仕すべきなのに、自分たちの利益ばかり追求している。トランプ大統領は王様のように振る舞っているが、完全に間違っている」「司法も議会も無視している。この国がどうなってしまうか心配だ」といった声も上がっています。

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今回のデモに投資家のジョージ・ソロスが資金提供しているとの情報もあり、共和党のテッド・クルーズ上院議員は、FOXニュースに対して「この政治的な行進はソロスの工作員によって組織され、ソロスの資金によって賄われている」とコメントしたとのことです。

これまでトランプ大統領は、デモを開催した地域に次々と州兵を派遣して鎮圧を図っており、9月末には国内各地の都市を軍の「訓練場」として活用したいとし、「これら(民主党系)の都市は非常に危険で、我々が一つずつ正していく」「これは内なる戦争だ。国境という物理的領域を管理することは国家安全保障に不可欠だ。彼ら(移民)を国内に入れるわけにはいかない」と話していました。

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またトランプ大統領は、自身が「キングトランプ」と名付けたジェット戦闘機を操縦し、デモ隊に大量の汚物を投下して反撃する動画をSNSに投稿し、抗議の動きに真っ向から対立する姿勢を示しました。

世界を取り巻くあらゆる問題が解決され、誰もが安心して暮らせる社会が実現しますことを心から祈ります。

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