日本政府、公募していた『夫婦別姓制度』に関するパブリックコメントを公表 9割超の約1万3040件が否定的意見「親子別姓になる」「家族崩壊につながる」

日本政府、公募していた『夫婦別姓制度』に関するパブリックコメントを公表 9割超の約1万3040件が否定的意見「親子別姓になる」「家族崩壊につながる」

政府が「選択的夫婦別姓制度」に関するパブリックコメントを実施したところ、寄せられた意見の9割以上が導入に否定的だったことが、時事通信の調べで分かりました。

政府は8月、「第6次男女共同参画基本計画」の取りまとめに向けて素案を公表し、夫婦の姓については前回の「第5次計画」と同様に「さらなる検討を進める」としていました。

その後、8月末から9月15日にかけてパブリックコメントを行ったところ、約1万8900件の意見が寄せられ、前回の5次計画の際と比べて30倍を超える数となったとのことです。

夫婦の姓に関するコメントが約1万4040件を占め、このうち9割にあたる約1万3040件が別姓の導入に反対または否定的な内容で、「親子別姓になる」「家族崩壊につながる」などの意見が多く見られました。

また、旧姓を通称として使えるようにすれば十分に対応できるといった声も寄せられたとのことです。

一方、「夫婦同姓の強制は人権侵害だ」などとして導入を支持する意見はおよそ980件にとどまりました。

8日に開かれた有識者による専門調査会では、「テンプレートのようなコメントが多い」として、意見の不自然さを指摘する声が出たほか、一般社団法人『あすには』の井田奈穂代表理事は、「組織的な投稿の可能性もあるが、数の多さよりも当事者の声を重視してほしい」と訴えました。

実際、パブリックコメントには全く同じ文面の意見が多数寄せられており、『あすには』も「パブリックコメントの書き方講座」を開き、賛成意見を組織的に増やそうとしていたことが明らかになっています。

一般社団法人『あすには』は、選択的夫婦別姓の導入を推進する団体で、代表理事の井田奈穂は、過去にXの投稿で、石破総理と公明党・斉藤鉄夫代表が政権発足時に「選択的夫婦別姓を必ず実現しよう」と約束していたと明かしています。

また井田奈穂は、日本共産党が主催する国会議員団の勉強会に講師として招かれるなど、同党との関わりの深さも窺えます。

◯選択的夫婦別姓へ尽力日本共産党国会議員団が勉強会

国民の声に寄り添った、真摯な議論と取り組みが行われますことを心から祈ります

◯【立憲民主】『選択的夫婦別姓』の導入を呼びかける動画をXに投稿 批判が殺到し、こっそり動画を削除していたことが判明

◯【宇多田ヒカル】新曲『Mine or Yours』で「令和何年になったらこの国で夫婦別姓OKされるんだろう」と歌い、批判殺到 フリーメーソン説がさらに有力に

◯元日本共産党・千葉県委員会書記長、女装をして女子トイレで盗撮 Twitterでは「何年も何十年も続いてきた性暴力に、本気で向き合う政治を」「#痴漢ゼロ」「#痴漢被害撲滅」と投稿

コメントを書く

*
*
* (公開されません)

Comment