堀江貴文プロデュースの高級パン屋『小麦の奴隷』、店舗数が124店舗から56店舗に激減

堀江貴文プロデュースの高級パン屋『小麦の奴隷』、店舗数が124店舗から56店舗に激減

堀江貴文プロデュースのパン屋「小麦の奴隷」が、相次いで閉店していることが明らかになりました。

堀江貴文はこれまで、完全会員制の高級焼肉店「WAGYUMAFIA」や、一杯1万円の和牛ラーメンを提供する「MASHI NO MASHI TOKYO」などのプロデュースを手掛けてきました。

2020年には、株式会社こむぎのを立ち上げ、北海道広尾郡大樹町に「小麦の奴隷」の一号店をオープンさせました。

堀江貴文によると、博報堂が地方創生事業の一環として長崎県五島市・福江島におしゃれなパン屋を開業し、連日完売の人気を博していると知り、地方での事業展開に関心を持ったとのことです。

小麦の奴隷はフランチャイズ店舗を次々と展開し、一時は124店舗を擁する業界屈指の人気チェーンへと成長しました。

看板商品の『ザックザクカレーパン』は、発売からわずか3カ月で1万個を売り上げる人気商品となり、カレーパングランプリでも4年連続で金賞を受賞しました。

このほか、『プレミアム奴隷「生」食パン』も、一斤650円という高めの価格であるにもかかわらず、カレーパンと並んで飛ぶように売れたとのことです。

ところが、この数カ月の間に各地の店舗が相次いで閉店し、現在はピーク時の半数以下となる56店舗にまで減少しています。

◯124店舗に急成長も「閉店ラッシュ」2カ月程度で撤退した店舗も

これまで堀江貴文は時代の寵児としてもてはやされ、経営論についても自信満々に語ってきましたが、実際にはその言葉通りに成功している事業は驚くほど少ないのが現状です。

小麦の奴隷という店名は、ユヴァル・ノア・ハラリの著書『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』に由来しており、名前そのものが「印象が良くない」と指摘されてきました。

ハラリは「小麦は自ら進化の戦略を取ったわけではないのに、人間が労力をかけて耕し、水をやり、害虫や病気から守ってくれることで、地球上で最も繁栄した植物のひとつになった」と説明し、「人間は小麦を支配したのではなく、小麦に縛られた存在になった」として、最終的に「人類は小麦の奴隷となった」と皮肉を述べています。

またハラリは、ダボス会議でたびたび講演しているほか、英紙『ガーディアン』に寄稿した記事では、現代の畜産を「毎年数百億匹もの動物に不必要な苦しみを与えている歴史上最大の罪のひとつ」と位置づけ、動物性食品の消費を減らすよう呼びかけています。

人々に有益をもたらす企業が成長し、世界が正しい方向へ発展していきますことを心から祈ります。

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