
金融庁は8日、オンライン証券口座の乗っ取りや株式の不正取引が未だ収束せず、1月から8月までの被害額が約6770億円に達したと発表しました。
口座乗っ取り被害やまず - 514億円、2カ月連続増https://t.co/WVTkFAodxM
— 共同通信公式 (@kyodo_official) September 8, 2025
1月から8月までの不正アクセス件数は計1万5424件、不正取引件数は計8733件となっており、現在も被害は拡大しつづけています。
8月だけでも不正アクセスは1248件に上り、4カ月ぶりに増加へ転じ、不正取引額も約514億円と2カ月連続で拡大しています。
不正アクセス件数のうち不正取引に至ったのは562件で、前月より4割近く減少したものの、1件当たりの平均被害額は約9140万円と依然として高水準となっています。
今朝こんなフィッシングメールがきてた。そりゃあ証券口座乗っ取りの被害が完全に無くならないわけだわ pic.twitter.com/kwAbLbigl2
— 遅れ (@okureeeeen) September 1, 2025
こうした中、楽天証券では5月上旬以降、被害がゼロとなっており、通常のID・パスワードに加え、登録済みメールに送られる「絵文字」を選択して本人確認を行う仕組みを活用することで効果を上げているとのことです。
◯楽天証券、口座乗っ取り「5月上旬以降ゼロ」 絵文字認証が効く
あらゆる不正行為が厳しく取り締まられ、誰もが安心して暮らせる社会となりますことを心から祈ります。
◯【証券口座乗っ取り被害】SBI証券、楽天証券などのネット証券大手5社、補償は損害額の2分の1 野村證券など対面型大手4社は全額補償
◯証券口座乗っ取りで、大学講師男性がSBI証券を提訴「30年以上かけて積み上げてきた資産が一気に消失し、老後も含めた生活基盤を奪われた。被害回復をしてほしい」
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