美容室の倒産件数は1月から8月までに157件となり、年間最多だった前年同期の139件を上回りました。

【「美容室」の倒産 過去最多更新へ】https://t.co/AekCEnUQm0

— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) September 4, 2025

◯画像：帝国データバンク「美容室」の倒産動向（2025年1-8月）より

3年連続の増加となり、このままのペースが続けば、通年の倒産件数も2年連続で最多を更新する可能性があります。

8か月間の倒産件数を1日に換算すると、およそ1.5日に1件のペースで発生していることになります。

倒産の主な要因としては、美容資材の値上げや水道光熱費、テナント料や広告費といった「コスト高」に加え、スタイリストなどの「人手不足」が挙げられ、経営体力の乏しい事業者が相次いで倒産したとみられます。

また、物価高による節約志向の高まりでリピーター客の来店頻度が減少したほか、顧客獲得のために割引クーポンを発行した影響もあり、前年度に比べて売上が伸び悩む店舗も目立ちました。

さらに、美容師のフリーランス化が進んだことで、スキルや知名度のあるスタイリストの採用が難しくなり、加えて低賃金や長時間労働の改善を求める既存スタッフの流出も加速した結果、従来通りのサービスを維持できない店舗も出始めているとのことです。

日本経済が活気を取り戻し、誰もが豊かに暮らせる社会となりますことを心から祈ります。

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