【福島市・先達山太陽光発電所】9万5000枚の太陽光パネル、住民から「反射光がまぶしすぎる」との声が相次ぐ 土砂崩れや洪水に次ぐ新たな公害

【福島市・先達山太陽光発電所】9万5000枚の太陽光パネル、住民から「反射光がまぶしすぎる」との声が相次ぐ 土砂崩れや洪水に次ぐ新たな公害

福島市の先達山に大量の太陽光パネルが設置され、住民から「反射光がまぶしすぎる」などの声が相次いでいることが分かりました。

先達山では2021年からメガソーラー発電所の建設工事が進められており、今月から運用が始まる予定です。

山肌には9万5000枚もの太陽光パネルが設置されており、反射光が運転中のドライバーの視界を遮ったり、近隣住民の生活に影響を及ぼしているとのことです。

先達山を注視する会の松谷代表は、 「あのまぶしい光を見たら、太陽が2個あると思います。直視できないです」「(光害)は今までの土砂崩れとか洪水とかとは別で新しい公害。行政も今まで光害をメガソーラーで対応することはやってこなかった。責任も曖昧になっている」と話しています。

また、トラック運転手からも 「反射光がまぶしすぎて、交通事故を起こすところだった」といった声が上がっています。

この事態を受け、住民らが事業者に反射光への対策を求めたところ、「昨年から反射状況のシミュレーションを行っており、結果が出次第、福島市などに情報を共有します」との回答があったとのことです。

このメガソーラー発電所では、昨年6月の大雨で周辺の県道に土砂が流出したことから、福島市が事業者に厳重注意を行い、さらに2019年の台風19号クラスの暴風雨でも災害が起きないよう、再発防止策を講じるよう求めていました。

こうした中、市民団体が福島県に対しメガソーラーの開発許可取り消しを求めましたが、県は「許可にあたって現地調査を実施した」とした上で、「調整池の機能により災害リスクは開発前より低下すると考えられる」と回答しています。

◯先達山のメガソーラー 「災害リスクは低くなる」開発許可の取り消しを求めた市民団体に福島県が回答

太陽光発電のリスクがさらに広く周知され、誰もが安心して暮らせる環境が整備されますことを心から祈ります。

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