
中国出身の評論家・石平は24日、7月に予定されている参議院選挙に、日本維新の会の比例代表候補として出馬する意向を明らかにしました。
石平氏、参院選出馬辞退を撤回
日本維新の会は24日、夏の参院選比例代表に、中国出身の評論家で新人の石平氏(63)を擁立すると発表しました。石平氏は2月に出馬を表明しましたが、インターネット上での中傷で家族が動揺したとして、3月に辞退していました。https://t.co/6MxAtz1IDQ
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) June 24, 2025
石平は今年2月に一度は出馬を表明したものの、誹謗中傷が相次いだことを理由に立候補を取り下げていました。
◯中国出身の評論家『石平』、夏の参院選への出馬を断念 「帰化人1世の国政参与に対する切実な疑問・危惧を無視できない」
◯”帰化一世”の評論家『石平(せき・へい)』、夏の参院選で維新の会からの出馬を表明 国民の間で警戒感が高まる
ところが24日、自身のXに「中傷問題の解決に一定のめどがついた」と投稿し、「民主主義に悪い前例を残すわけにはいかない。誹謗に屈してはならないと思った」と、再び出馬する決意を固めたことを明かしました。
ご報告、私石平はこの度、日本維新の会から公認を再びいただいた形で、7月の国政選挙に出直すこととなりました。再出馬にあたっての理由や私の思いは次のXで詳しく説明させていただきますが、下記のように、対中外交の見直し、帰化制度の厳格化大量移民阻止などの政策を掲げて国政に挑戦します。 pic.twitter.com/Mb7h0UbEKZ
— 石 平(参議院選で国政に挑戦) (@liyonyon) June 23, 2025
出馬の理由については、石破茂政権の対中政策を念頭に「日本の政治は対処できておらず、とても見ていられない。自分がやるしかない」と話しているとのことです。
また、維新からの出馬については、「自身の考えと党の方針が一致している。吉村代表にも、中国の覇権主義が日本にとって脅威であることなどの考えに共鳴していただいている」と語っています。
参院選では「日本を守るため」として、憲法改正と国防力の強化、対中外交の見直しと現実的な戦略の構築、スパイ防止法の早期制定に加え、帰化制度の厳格化や帰化資格の取り消し制度の創設、さらに移民の大量流入を食い止めることなどを訴えていく考えです。
この表明を受け、同じく中国から帰化した「徐浩予」が、Xで石平を応援すると投稿したことから、両者のあいだに何らかの繋がりがあるのではないかと疑う声が浮上しています。
◯【侵略】熱海市長選に出馬した中国人『徐浩予』、帰化申請が許可される 日本共産党員として活動、れいわや立憲民主にも接触
◯【侵略】熱海市長選に『徐浩予』という名の中国人が立候補 2021年の土砂災害後に「熱海日中友好協会」を設立

石平先生が支持者を「おかしい、離間計」と言ってしまって誠に悲しいです、しかし、私は石平先生に応援する気が変わりません、とにかく、頑張ってください、ぜひ中国出身者帰化一世として、国会まで、国政に行ってください、前例は歴史として重要な物だから、後世に影響する物だから https://t.co/NP5il9tsMH
— 徐浩予事務局(公式)お問い合わせ、仕事、出演、取材のご依頼は手紙のみ→静岡県熱海市伊豆山1079-5 (@jo_kouyo) June 25, 2025
しかし石平本人は、徐浩予の投稿について「要するに『誉め殺し』、私のことを『褒める』ことによって日本人における私の信用失墜を狙う」「逆に、徐氏がそれほど必死になって私を潰そうとしていることは、私が中共の脅威であることの証拠である」と主張しています。
ここに来て、一部の人々が「徐浩」という怪しい元中国人の話をそのまま鵜呑みにし、それを根拠に石平批判を始めると、笑ってしまうような滑稽な光景である。 https://t.co/LtPTZ7rNGR
— 石 平(参議院選で国政に挑戦) (@liyonyon) June 25, 2025
徐氏のこのポストは、要するに「誉め殺し」、私のことを「褒める」ことによって日本人における私の信用失墜を狙う。そんな低レベルの技に釣られた日本人がいることは残念だが、逆に、徐氏がそれほど必死になって私を潰そうとしていることは、私が中共の脅威であることの証拠である。 https://t.co/mWQmpR9MsH
— 石 平(参議院選で国政に挑戦) (@liyonyon) June 24, 2025
嘘偽りのない誠実な人物が政界で活躍する健全な社会となりますことを心から祈ります。
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