太陽光発電関連会社「テクノシステム」の社長、生田尚之被告（51）が、詐欺と会社法違反の罪で起訴されている事件で、東京地方裁判所は16日、生田被告の保釈を認める決定をしました。
テクノ社社長の保釈認める 融資金詐欺など、無罪主張https://t.co/kMrDaLSv5H
金融機関から融資金計22億円超をだまし取ったなどとして、詐欺と会社法違反（特別背任）の罪に問われた太陽光発電関連会社「テクノシステム」社長（51）について、東京地裁は16日、保釈を認める決定をしました。
— 時事ドットコム（時事通信ニュース） (@jijicom) June 16, 2025
保釈保証金の3000万円は即日納付され、生田被告は16日午後6時すぎに東京拘置所から保釈されました。
生田被告は2021年5月、東京地検特捜部に詐欺の疑いで逮捕され、これまで約4年にわたり勾留されていましたが、昨年11月に開かれた初公判では起訴内容を否認し、無罪を主張しています。
起訴状によると、生田被告は2020年3月から7月にかけて、太陽光発電事業を名目に、金融機関3社に対して虚偽の書類を提出し、およそ22億3000万円の融資をだまし取ったとされています。
また、2018年から2019年にかけては、会社の資金あわせておよそ3億9400万円を、賭博の借金返済など私的な目的で流用したとされています。
一方、生田被告は取り調べの際、検事から「反社や」などと発言され、自白を強要されたとして、特別公務員暴行陵虐の疑いで検事を刑事告訴し、あわせて国を相手に損害賠償を求める訴訟も起こしています。
この取り調べについて、最高検察庁は「不適正だった」と認定しています。
生田被告は政界とのつながりが深く、テクノシステムの宣伝には小泉純一郎元総理や、その息子で俳優の小泉孝太郎が起用されていました。
この他にも、鳩山由紀夫、麻生太郎、小池百合子、原田義昭ら大物政治家とも親交があり、小池百合子の関係団体に献金をしていたことも分かっています。
さらに、小池百合子の〝金庫番〟とされる男性が、テクノシステムで最高顧問のような役割を担っていたことも明らかになっています。
◯ソーラー発電巨額詐欺に小泉一族と孫正義が関与した疑い 政界を巡る一大疑獄事件に発展か
◯小池百合子の死亡がほぼ確定 テクノシステムの巨額詐欺事件にも関与の疑い
テクノシステムは、2017年から2020年にかけてSBIソーシャルレンディングから約380億円の融資を受けており、事業の資金はこの融資に大きく依存していました。
＞小泉一家は、 11億6千万円もの詐欺を働いた太陽光会社の広告塔。 犯罪に加担でしょうに
テクノシステムですね
✅小池百合子
✅小泉純一郎・孝太郎・進次郎
✅菅義偉
政界のスターが揃って詐欺を行った会社に関与 https://t.co/l7Vp8YCI8N pic.twitter.com/rZR4rcP8cO— 裕吾 (@hugo2022v) September 8, 2024
こうした背景から、小泉家をはじめとする政界関係者や、SBIホールディングスの北尾吉孝に対しても事件への関与を疑う声が上がっていましたが、真相は今も明らかにされていません。
事件の真相がすべて明らかにされますことを心から祈ります。
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