
コメの価格高騰を受け、民間企業によるコメの輸入量が、今年4月の1か月間だけで、昨年1年分を大きく上回っていることが分かりました。
4月、コメの民間輸入が急増 - 24年度全体の2.3倍にhttps://t.co/b8WVsYvetW
— 共同通信公式 (@kyodo_official) June 4, 2025
2024年度の通年輸入量はおよそ3000トンでしたが、今年は4月だけで6838トンに上り、すでに昨年の2.3倍に達しています。
この輸入米には1キロあたり341円の関税がかかるものの、それでも国産米より安く売れるため、スーパーや外食産業の間で需要がじわじわと高まっています。
政府は「ミニマムアクセス(MA)米」と呼ばれる制度に基づき、無関税で年間77万トンまで受け入れ、このうち最大10万トンを主に主食用として市場に供給していますが、今回の輸入急増はその枠外の動きです。
2025年度の輸入量は、兼松や神明といった主要な商社やコメ卸だけで、4万トンを超える見通しで、最終的に2024年度の約20倍に膨らむと見られています。
日本のコメ不足により、特にアメリカ産米の輸入が増え、トランプ大統領の就任にあわせて、彼が長年求めてきた対日輸出の拡大がタイミングよく現実のものとなっています。
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良質な食料が常に安定して供給され、誰もが安心して暮らせる社会が保たれますことを心から祈ります。
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