
小泉進次郎農水大臣が、コメの出来を数値で示す「作況指数」の公表を、2025年産米から廃止すると発表しました。
コメ「作況指数」廃止 小泉農水相https://t.co/m0J9gkddEv
小泉進次郎農林水産相は16日、毎年公表していたコメの「作況指数」を廃止すると表明しました。
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) June 16, 2025
農水省は作況指数を約70年前から公表しており、全国8000カ所の水田で収穫された玄米をふるいにかけて主食用に適した粒の量を測定し、10アールあたりの収穫量を過去30年の傾向と比較して算出していました。
平年を100とし、「不良」が94以下、「やや不良」が95〜98、「平年並み」が99〜101、「やや良」が102〜105、「良」が106以上と定められています。
しかし、使用されるふるいの目の大きさが生産者のものと異なるうえ、温暖化の影響で地域ごとに収量が変化するなど、現場の実態を十分に反映していない可能性があると指摘されていました。
2024年産米の作況指数は「平年並み」の101で、主食用米の収穫量は679万2000トンと、2023年産米より18万トン以上増える見通しでしたが、結果的には品薄に陥りました。
収穫量の調査については、人工衛星のデータや人工知能(AI)を活用して精度を向上させる方針で、小泉農水大臣は「最新の技術を取り入れながら精度を高め、農業政策の新たな基盤を確立していきたい」と語りました。
しかし、具体的な算出方法はまだ示されておらず、数値の検証手段が国民に開かれなければ、政府にとって都合のいいデータだけが公表され、コメの価格操作に利用される恐れがあります。
新たな算出方法が決まっていない段階で、これまでの指標を廃止することが先に決定されたため、ネット上では「今後は一部の業界が都合よく使える指標に変えるつもりなのか?と想像しちゃうね」「『収穫量調査は手法を改めて継続する』と言うけど、新しい収穫量数値と作況指数を並行運用して、感覚を浸透させてから作況指数を廃止するべきだと思うぞ」「豊作だと輸入できませんからねえ」といった声が相次ぎ、多くの人が農水省の姿勢に疑いの目を向けています。



こうした中、産経新聞社とFNNが合同の世論調査を行い、「次の総理大臣に誰が一番ふさわしいか」を尋ねたところ、小泉進次郎農水大臣が20.7%で最も高かったと報じ、さらに波紋を広げています。
この世論調査では、総理候補として小泉進次郎のほか、高市早苗、石破茂、野田佳彦、河野太郎、玉木雄一郎、林芳正ら計12人が選択肢として示され、産経ニュースは「備蓄米の放出などに取り組む小泉氏がトップに躍り出た」と強調して報じています。
しかし、実際には回答者のうち25%が「総理にふさわしい人物はこの中にはいない」と答えており、それでもなお小泉進次郎をトップと強調する報道は、メディアによる露骨な印象操作だと言わざるを得ません。
「次の首相」小泉進次郎氏がトップに 備蓄米効果? 高市氏を逆転https://t.co/oReqFrOOy1
産経新聞社とFNNの合同世論調査で、次の首相に誰が一番ふさわしいかを尋ねたところ、小泉進次郎農林水産相が20・7%で最も高く、高市早苗前経済安全保障担当相が16・4%で続いた。
— 産経ニュース (@Sankei_news) June 16, 2025
現在、小泉進次郎はメディアを通じて、あたかも国民の声に耳を傾けているかのようなパフォーマンスを続けていますが、その一方で、自身のYouTubeチャンネルのコメント欄はすべて「オフ」にしており、批判や異論を受け入れる姿勢が全く見られません。

炎天下帽子も被らずメモも持たないでなにを「意見交換」するのか。 https://t.co/YlJ8aO04Pz
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) June 15, 2025
パフォーマンスしか取り柄のない無能な政治家が一掃され、日本がより良い方向へと発展していきますことを心から祈ります。
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◯【時事通信の世論調査】自民党の次期総裁にふさわしい人、1位小泉進次郎25.5%、Yahoo!ニュースのコメント欄は批判で埋め尽くされる「日本にはこの人よりも有能な人物はごまんといるのに」
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