【韓国大統領選】『共に民主党』のイ・ジェミョン（李在明）が当選　筋金入りの反米・反日・従中派

今月3日に韓国で大統領選挙が行われ、「共に民主党」のイ・ジェミョン（李在明）が当選しました。

4日午前5時に開票終了　李在明49.4％・金文洙41.1％・李俊錫8.3％　韓国大統領選

6・3韓国大統領選挙の開票作業が終了し、第21代韓国大統領に進歩（革新）系の「共に民主党」に所属する李在明（イ・ジェミョン）候補が当選したことが確定した。https://t.co/E8mgv8NlPK pic.twitter.com/EQNx1HD9kB

— 朝鮮日報日本語版 (@chosunonline) June 4, 2025

翌日、イ・ジェミョン大統領は支持者を前に演説し、「国民の統合は大統領の責任だ」と述べ、ユン・ソンニョル（尹錫悦）前大統領が「非常戒厳」を宣言して以降、深まった社会の分断や対立を解消すると強調しました。

新大統領就任を受け、石破総理大臣は祝辞を送り「大統領への就任を心よりお祝いする。日本と韓国は互いに国際社会のさまざまな課題にパートナーとして協力すべき重要な隣国だ。現下の戦略環境のもと日韓関係の重要性は変わらず、日米韓3か国の連携も重要だ」と強調しました。

また、アメリカ・ホワイトハウスの当局者は「米韓同盟は揺るぎない。韓国は自由で公正な選挙を実施したが、米国は世界の民主主義国家における中国の干渉と影響力について引き続き懸念し、反対している」と述べました。

◯米ホワイトハウス、韓国大統領選は「公正」　中国の影響力に懸念

このようにアメリカが警戒しているのは、イ・ジェミョンが筋金入りの反米・反日・従中派と見なされているためで、実際に、米国防総省の関係者から「左派・親中派の人物で、米軍を『占領軍』と呼んでいた人物だ」「彼の反米路線は中国の地政学的目標と一致している」と指摘されています。

◯李在明代表と共に民主党の親中・反米路線、米政界から懸念の声相次ぐ

またイ・ジェミョンは、前政権を批判する際「ユン・ソンニョル大統領が北朝鮮や中国、ロシアに敵対的で、韓国を北東アジアで孤立させている上、あまりに親日的だ」と発言し、物議を醸していました。

◯【韓国】尹大統領の弾劾訴追案は否決　野党は「日本と友好的な外交関係を築いた」として大統領を弾劾　日本のメディアはこの事実に触れず、野党を正義として担ぎ上げる

今回の大統領選では、「共に民主党」の選挙運動員が中国語で支持を呼びかける様子がSNSで拡散された他、中国人が投票に関与しているとの情報も広まり、不正選挙への警戒感が高まっていました。

◯投票所で「韓国語テスト」も　中国人関与信じる「監視団」　大統領選

音量注意⚠️

中国語で支持を訴える民主党の選挙運動員（李在明側）

確実に日本より「進んでいる」😵‍💫

昨日、朝鮮日報に「中国語で選挙運動してる」との記事が載っていたが、まもなく削除された。自主規制&忖度🙄 pic.twitter.com/Uqnh2axufa

— 崔碩栄 (@Che_SYoung) June 2, 2025