【増税】石破内閣、現在1000円の出国税を3000円〜5000円に引き上げることを検討　訪日外国人だけでなく日本人の出国者も対象とする方針

現在、政府はオーバーツーリズム対策などのためとし「出国税」を1人1000円から引き上げることを検討していますが、日本人も対象となっていることが判明し、批判が殺到しています。

「出国」税を上げるのではなく「入国」税を課せばいいのに。「じゃあ出ていきません」と言われたらどうするの？しかも日本人への課税まで引き上げるなら、日本人がますます内にこもる要因の一つになるね。ここ数年の自民党はやっていることがチグハグすぎて最早よくわからない https://t.co/gZ8s1Ll6Mf

— リフレ女子 (@antitaxhike) February 27, 2025

出国税は正式には「国際観光旅客税」といい、飛行機やクルーズ船のチケット代に上乗せされて徴収され、日本を訪れる外国人だけでなく、日本人が海外へ行くときにも支払う必要があります。

出国税は2019年1月に導入され、2023年度の税収は前年度の3倍となる399億円に達し、2025年度は490億円に増える見込みです。

自民党の部会では、税額を今の1000円から3000円や5000円に引き上げる案が浮上しており、海外の事例としてエジプト（約3750円）やオーストラリア（約7000円）と比較しながら議論が進められています。

現在、出国税の使いみちは、訪日観光のプロモーションやリゾート地の整備などに限られていますが、政府は観光地の交通機関の拡充や空港整備など、オーバーツーリズム対策にも活用できるよう制度を見直す方針です。

観光庁によると、2024年の訪日外国人数は3687万人、出国した日本人は1301万人に上るとされ、税額が引き上げられれば、海外出張や旅行に行く日本人の負担がさらに増すことになります。

なんで日本人も対象なんだよ。おかしいだろ！

【現在1000円】出国税、3000～5000円へ引き上げ検討観光公害対策に使い道拡大へ　訪日外国人だけでなく、日本人の出国者も対象。 pic.twitter.com/ThjNxi8Huj

— サキガケ (@nihonpatriot) February 27, 2025

こうした政府の方針を受け、「また、イージーなやり方で増税しようとしていますね。日本人も対象にしてどうするのですか。安易なやり方で増税するのは、財務省の得意技です」「我が目を疑いました。なぜ、オーバーツーリズム対策として、日本人が負担する必要が？？」「国民から取れるものは、必ず取るというのが、与党自民党、公明党のやり方だ」といった批判がネット上では殺到しています。

◯Yahoo!ニュースコメント欄