ハンガリー政府が、少子化対策として「2人以上」の子供を持つ母親の所得税を一生涯免除すると発表し、注目を集めています。

2人以上子供がいる母親は所得税を生涯免除　ハンガリーの「異次元対策」をマスク氏が称賛 https://t.co/v8YS4qDBvK

3人以上には10月から、2人以上には来年1月から適用される。

— 産経ニュース (@Sankei_news) February 26, 2025

ハンガリーのオルバーン首相は、移民に頼ることなく人口を増やすことを掲げており、これまでにも子供が3人以上いる家族が、7人乗り以上の新車を購入すると7500ユーロ（約110万円程）の補助を受けられるようにしたり、4人以上の子供を持つ母親の所得税を生涯免除していました。

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さらに今回、オルバーン首相は来年の総選挙を見据え、母親の所得税免除の条件を「子供4人以上」から「2人以上」に緩和し、3人以上は10月から、2人以上は来年1月から適用すると発表しました。

それに加えて、住宅ローンの金利を最高5％に制限したり、年金受給者への支援として、2025年7月から12月まで、野菜などの食料品にかかる付加価値税を還付することも決定しています。

また、食品のインフレ対策として、政府と小売業者の合意が得られない場合、価格上限の設定や流通業者の利益率制限が導入される可能性もあるとのことです。

ハンガリーの大胆な少子化対策を受け、子沢山で知られるイーロン・マスクは、「素晴らしい政策だ！」と自身のXで称賛したとのことです。

また日本のSNS上でも、ハンガリーの政策をうらやむ声や、「異次元の少子化対策っていうのはこういう事を言うんだ！」「こども家庭庁なんかに金を使わないでこういうことをやればいいだけ。日本政府はこども家庭庁で中抜きするのが目的だからやらない」「日本なんて子供の控除すらないのに」といった声が相次ぎ、日本政府に対する不満の声が殺到しています。

余計な税負担が全て取り除かれ、誰もが安心して暮らせる豊かな社会となりますことを心から祈ります。

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