奈良県の”大規模メガソーラー”整備計画、山下真知事「地元の理解が得られておらず、事実上断念する」

奈良県の”大規模メガソーラー”整備計画、山下真知事「地元の理解が得られておらず、事実上断念する」

奈良県の山下真知事は、五條市の防災拠点にメガソーラーを設置する計画を進めていましたが、30日に開かれた専門部会の後、断念する意向を示しました。

元々、県は五條市の防災拠点に、2000メートル級の滑走路などを備える計画で進めていましたが、山下知事の当選直後から滑走路をヘリポートに、用地のうち約25万平方メートルをメガソーラー発電所の建設に用いると、大幅に計画を変更しました。

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これを受け、地元住民らは山下知事の方針に猛反発したため、一旦白紙の状態となり、防災拠点の詳細は再検討されることとなりました。

今月30日には防災拠点の計画を再検討する部会の第6回目が県庁で開かれ、会合の後、山下知事は報道陣の取材に対し、メガソーラー計画を「事実上断念」すると明らかにしました。

その理由について、「地元自治体などから大規模なソーラーパネルの設置について理解を得られず、五條市から許可がでる見込みがないため」と話していたとのことです。

しかし関係者によると、山下知事のメガソーラー案は、これまでの検討部会で専門家から一貫して否定され、全く相手にされなかったことが断念に至った本当の理由とのことです。

地域社会にとって真に益となる行政が行われますことを心から祈ります。

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