奈良県の山下真知事は、五條市の防災拠点にメガソーラーを設置する計画を進めていましたが、30日に開かれた専門部会の後、断念する意向を示しました。
【速報】奈良"大規模メガソーラー"整備計画 山下知事「事実上断念」地元自治体の理解得る見込みなし#読売テレビニュースhttps://t.co/c0AfktpQ0a
— 読売テレビ ニュース (@news_ytv) January 30, 2025
元々、県は五條市の防災拠点に、2000メートル級の滑走路などを備える計画で進めていましたが、山下知事の当選直後から滑走路をヘリポートに、用地のうち約25万平方メートルをメガソーラー発電所の建設に用いると、大幅に計画を変更しました。
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これを受け、地元住民らは山下知事の方針に猛反発したため、一旦白紙の状態となり、防災拠点の詳細は再検討されることとなりました。
今月30日には防災拠点の計画を再検討する部会の第6回目が県庁で開かれ、会合の後、山下知事は報道陣の取材に対し、メガソーラー計画を「事実上断念」すると明らかにしました。
その理由について、「地元自治体などから大規模なソーラーパネルの設置について理解を得られず、五條市から許可がでる見込みがないため」と話していたとのことです。
しかし関係者によると、山下知事のメガソーラー案は、これまでの検討部会で専門家から一貫して否定され、全く相手にされなかったことが断念に至った本当の理由とのことです。
奈良”大規模メガソーラー”整備計画
山下知事「事実上断念」
【民意が勝った!!】ということではありません。専門家として住民と一緒に、ずっと反対の声をあげてきたので 嬉しいですが、 山下知事がメガソーラーを断念した本当の理由は別にあります。… pic.twitter.com/yCGgWh1vMn
— 西村 ジオサン (@NishimuraKoich2) January 30, 2025
地域社会にとって真に益となる行政が行われますことを心から祈ります。
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