米・フロリダ州の上院本会議で、動物の細胞から培養して作られた「培養肉」の生産・販売・配布を禁止する法案が賛成多数で可決しました。
法案には、「培養肉の製造、販売、保持、販売の申し出、または頒布の禁止」が盛り込まれ、違反者には罰金が科せられることになっています。
また、法律に違反し、州内で培養肉を販売または提供した企業・施設は、営業ライセンスを失う可能性があるとのことです。
ロン・デサンティス州知事は、環境保護を口実に培養肉などのフードテックを普及させようとする動きに対し、「彼らは地球温暖化を農業のせいにしている」と以前から不快感を顕わにしていました。
法案を提出したジェイ・コリンズ上院議員は、「フロリダ農業消費者サービス局は消費者の安全を守る責任がある」とし、培養肉については「今のところ消費者にとっての安全性は保証されていない」と述べました。
フードテックの有害性がさらに広く認知され、食の安全が守られますことを心から祈ります。
◯イタリア、培養肉禁止法案を可決、欧州で初「イタリアの食文化と消費者の健康を保護する」
◯【カリフォルニア大学の研究】培養肉を生産する際、家畜を飼育するよりも4〜25倍の二酸化炭素を排出することが判明
◯昆虫食や培養肉などの普及を目的とした超党派議員による「フードテック振興のための議員連盟」が2020年に設立されていたことが判明
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