【カナダ連邦裁判所】トルドー政権がコロナワクチン接種義務化反対デモ鎮圧のため『緊急事態法』を発動したことは『不法かつ違憲』と判断

カナダの連邦裁判所は、2022年にトルドー政権がコロナワクチン接種の義務化に反対するデモの鎮圧を目的に「緊急事態法」を発動した問題について、「憲法に違反する判断だった」との判決を下しました。

当時、トルドー政権は、感染対策の強化を口実に、コロナワクチン接種の義務化やワクチンパスポートの導入を強引に推し進めていました。

しかし、この方針に多くのトラックドライバーが反発し、首都オタワの中心部に大量の大型トラックを集結し「フリーダム・コンボイ」と呼ばれる大規模なデモ活動を開催しました。

◯【カナダ】コロナワクチン接種の義務化廃止を求め、約5万台以上の大型トラックが首都オタワに集結

トラック軍団による自由のConvoyのデモはカナダの過去30年間で最も印象的な抗議デモとなった。

市民達が実力を行使した。その結果、カナダの幾つかの州は、ワクチンパスポートを廃止した。市民達は政府の所有物ではない。市民達には自由と心がある💗 https://t.co/gd33EmIKdF pic.twitter.com/FnGtaF6IHN

— You (@You3_JP) February 13, 2022

この動きを脅威とみなしたトルドー首相は、即座に「緊急事態法」を発動させ、自国民を次々と逮捕・弾圧し、デモ参加者たちを強制的に解散させました。

しかし、「緊急事態法」は本来、暴動やスパイ行為、国家の根幹を揺るがす真の脅威への対処を目的としているため、この法律を平和的な抗議活動の弾圧に利用したトルドー首相への批判が高まっていました。

“Would you resign or apologize to Canadians?”

Prime Minister Trudeau stays silent as Rebel News reporter @ThevoiceAlexa asks him about a Federal Court verdict ruling his invoking of the Emergencies Act was unconstitutional.https://t.co/vD78U502Po. pic.twitter.com/lOUhwYxCVU

— Rebel News (@RebelNewsOnline) January 23, 2024