米ニューヨーク州など42州・地域の司法長官は24日、SNSの「フェイスブック」や「インスタグラム」が若者に悪影響を及ぼしているとして、運営元のIT大手・メタ（旧フェイスブック）を提訴しました。
アメリカの33の州は、SNSの利用が子どもや若者の心の健康に悪影響を与えると知りながら、適切な対応を取らず依存するような仕組みを放置したなどとしてIT大手、旧フェイスブックのメタを提訴しましたhttps://t.co/lMGa5nxsA7#nhk_video pic.twitter.com/9EXSQ5mhTB
— NHKニュース (@nhk_news) October 25, 2023
訴状によると、メタは「いいね！」や通知機能などを通じて、若者がSNSを長時間、繰り返し使うよう仕向け、かつ親の同意なしに子供のデータを収集しているとしています。
司法長官らは、「フェイスブックやインスタグラムに中毒性があり、うつ病や不眠症などを引き起こす可能性があると知りながら、メタはこの状況を放置している」と、強く非難しています。
また、「メタは強力で前例のない技術を駆使して若者を誘惑し、陥れてきた。その狙いは（自社の）利益だ」として損害賠償などを求めています。
これを受け、メタは「若者とその家族向けに30以上の支援策を導入している。司法長官らがこの道を選んだことを残念に思う」との声明を発表しました。
アメリカでは、メタの元社員による内部告発を機に、同社のサービスが若者のメンタルヘルスを意図的に害しているといった批判が高まっています。
○【Facebook元従業員の内部告発】ザッカーバーグは人身売買や少女売春、分断、民主主義の弱体化を助長するためアルゴリズムを改悪していた
卑劣な破壊工作によって、若者の心身の健康を脅かす悪人たちが全て厳正に裁かれますことを心から祈ります。
○Facebookを運営する「Meta」株価暴落や大幅減収が相まり、コロナやワクチン関連情報の削除を取りやめ検討へ 従業員のリストラが始まる噂も
○Facebookの内部告発者がザッカーバーグに辞任要求 FBの新社名「Meta」はヘブライ語で「死」を意味し、逆から読むとエジプトの悪魔の名「Atem」となる
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