「大阪万博」での運行が予定されている「空飛ぶクルマ」について、政府は機体の開発や量産を後押しするためとし、「スカイドライブ」と「テトラ・アビエーション」の2社に、計134億円の補助金を支給すると発表しました。
大阪府の「吉村洋文」知事は、空飛ぶクルマを「空の移動革命」と位置付け、万博での商用運行を機に、新たな移動手段として広く普及させていくと意気込んでいました。
しかし、乗客を送迎するために必要な「安全認証」の取得が遅れるなどし、各社による機体の量産は開幕に間に合わない見通しとなっています。
そのため、政府は「中小企業イノベーション創出推進事業」を通じて、空飛ぶクルマの開発・量産を担う「スカイドライブ」に124億円、「テトラ・アビエーション」に10億円、計134億円の補助金を支給し、実用化に向けて後押する方針です。
空飛ぶクルマについては、「ただの低性能で高価なヘリコプターを違う名前で呼んで誤魔化しているだけです」「クルマに見えない、普通にヘリコプターじゃんと思うのは私だけですか?」といった声が数多く上がっており、「税金のムダ遣い」だと指摘する声も寄せられています。
スカイドライブの取締役「福澤 知浩」は、自社の設立や運営のために、伊藤忠商事・エネオス・大林組・関西電力・豊田鉄工(トヨタの子会社)など、多くの企業から出資を受けています。
こうした背景から、政府は莫大な額の補助金をスカイドライブに支給することで、同社の出資企業に利益誘導しようとしていることは明らかです。
税金の無駄遣いを繰り返す政治家たちが厳正に裁かれ、真に国民の益となる真っ当な政治が行われますことを心から祈ります。
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