【埼玉県】『マイナ保険証』の読み取りシステムを導入した開業医の7割が「患者情報が表示されない」などのトラブルを経験

【埼玉県】『マイナ保険証』の読み取りシステムを導入した開業医の7割が「患者情報が表示されない」などのトラブルを経験

「埼玉県保険医協会」が会員を対象に行ったアンケート調査で、「マイナ保険証」の読み取りシステム(オンライン資格確認等システム)を導入した開業医のうち7割が「患者情報が表示されない」などのトラブルを経験していることが明らかになりました。

(※同協会は16日にアンケートを実施し、開業医3426人のうち193人から有効回答を得たとのことです。)

https://twitter.com/uchu1dane/status/1660397554452840452?s=61&t=7QmoK5JKnvOAUsLxGnUK4Q

トラブルの内訳は、「患者情報が表示されない」(48人)、「受け付け時の混雑」(40人)、「システム障害」(37人)などが挙げられたとのことです。

また、回答者のうち23人は「氏名などの誤った表示」を挙げたそうですが、これはマイナ保険証が別人の情報と紐付けられていたことによるトラブルだった可能性があるとのことです。

政府は、来年秋に現行の「健康保険証」を廃止してマイナ保険証に一本化する方針ですが、同調査では「保険証は存続すべき」と回答した開業医が85%に上ったそうです。

今回のアンケート結果を受け、埼玉県保険医協会は「見切り発車では現場も混乱する。安定して運用できるようになってから、健康保険証廃止の議論をすべきだ」としています。

今年4月から全ての医療機関に対し、マイナ保険証の読み取りシステムの導入が義務付けられていますが、「東京保険医協会」の医師ら1075人は、「保険証の廃止、システム導入の義務付けは違法」だと主張、国に賠償を求める訴訟を起こし、現在、係争中です。

○都内の医師ら801人が、マイナ保険証の義務化は違法として国を提訴 東京保険医協会の医師274人と合わせ、原告の人数は1075人に

マイナンバーカードの危険性が今後さらに広く認知され、マイナンバー制度を強行する悪徳政治家たちの目論見が全て頓挫しますことを心から祈ります。

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