マイナ保険証、別人の情報が紐付けられるミス約7300件に上る 赤の他人に診療情報がダダ漏れ

マイナ保険証、別人の情報が紐付けられるミス約7300件に上る 赤の他人に診療情報がダダ漏れ

厚労省は12日、健康保険証とマイナンバーカードを一体化させた「マイナ保険証」について、別人の情報が紐付けられていたケースが、2021年10月〜22年11月末までに全国で約7300件あったことを明らかにしました。

健康保険証とマイナンバーカードを紐付ける際に、健康保険を運営する組合などが加入者の情報を誤って入力したことが原因とみられています。

この入力ミスにより、他人に医療情報が漏洩したケースが、既に5件確認されているとのことです。

政府は、現在使われている健康保険証を、来年秋に廃止し、マイナンバーカードに一本化することを目指しており、加藤厚労大臣は、「今後、こうしたことが起こらないように、入力時に、十分な配慮をしてもらうよう徹底したい」と話しています。

このトラブルをめぐっては、被害に遭った女性が、問題解決のために問い合わせをしたところ、各部署からたらい回しにされ、まともに対処してもらえなかった上、保険組合の職員から罵倒されたことをTwitter上で明らかにしています。

◯【マイナンバー制度の闇】マイナ保険証に他人の保険証と医療データが紐付けされるトラブルが発生 保険組合は責任逃れ、問い合わせた本人を罵倒

ANNの取材によると、マイナ保険証に関するトラブルに遭った場合、総務省かデジタル庁につながる総合フリーダイヤルに電話をかけるよう、厚労省の職員から指示をされたそうです。

ところが、その番号にかけてみると、デジタル庁の職員が「対応できる窓口は分からない」と返答してきたそうで、各省庁の職員すらも正しい対応方法を把握していないことが判明したとのことです。

結局、マイナ保険証の誤登録に関しては、システムを運営している「社会保険診療報酬支払基金」、または、「国民健康保険中央会」に問い合わせをしなければならないそうですが、政府はこうした対処方法をきちんと周知していません。

しかも、河野太郎デジタル大臣に至っては、マイナンバーカードの普及を主導してきたにもかかわらず、「事務的な保険者の手違いが原因と認識しております。詳細は厚労省にお尋ねいただきたい」と、厚労省に責任をなすりつける発言をしています。

健康保険証の廃止とマイナンバーカードの普及を強引に推し進め、国民を危険に晒す悪徳政治家たちが厳正に裁かれ、彼らの悪なる目論見が全て頓挫しますことを心から祈ります。

◯【黒幕は日本財団】「マイナンバーカード」取得率が全国平均以下の自治体は、来年度から新設の交付金「ゼロ」 政府が中国人らの「背乗り」を後押し

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