自民党の「茂木敏充」幹事長は25日、東京都内で街頭演説し、出世払い型の奨学金制度を拡充する方針が、政府の「異次元の少子化対策」のたたき台に盛り込まれる見通しであることを明かしました。
○自民調査会、出産を条件に奨学金の返済を減免するとの方針を発表し、批判殺到『異次元の少子化対策』はまさに“異次元”だった!!
出世払い型の奨学金制度は、在学中の授業料を国が立て替え、学生は卒業後の所得に応じて返済を行う仕組みとなっており、政府は再来年度から大学院での導入を目指しています。
このほかにも、「自民教育・人材力強化調査会」は子供を生んだ場合に、奨学金の返済を減額するなどの提言案をまとめています。
この茂木幹事長の発言に対し、「ニセ奨学金で困窮学生を借金漬けにし、平然としている政党は害悪そのもの」「これだと全員が何も考えずに大学入って、頑張った人だけが何故か罰金を払わされる構図になるでしょ」「少子化と分断を加速させそうな案ばかり」といった批判が殺到しています。
また、「ブラック奨学金」の著者で社会学者の「今野 晴貴」は、「大学生の約5割が奨学金を利用している。卒業時には平均300万円の借金を抱えており、大きな社会問題となっている」と指摘、出世払い型の奨学金制度についても、「借金であることに変わりはなく、根本的な解決とはならないだろう」と述べています。
このように政府は、努力すればするほど搾取され、かえって損をするという誰も報われない社会へとこの日本を変貌させようとしています。
あるとあらゆる手段で搾取し、国民を苦しめつづける悪徳政治家たちが一人残らず厳正に裁かれますことを心から祈ります。
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