欧米などトランスジェンダーを優遇する取り組みが強化されている国で、「心は女」だと自称する男性によって女性の活躍の場が次々と奪われる深刻な事態が相次いでいます。
先週末にアメリカのユタ州で開催された、全米スキーモ(山岳スキー競技)・ナショナルチャンピオンシップの女性部門(23歳以下)では、「トランスジェンダー女性」を自称する男性「レン・パイル」が2年連続で優勝し、大きな波紋を呼びました。
「レン・パイル」は、そのほかにもスキーモの「バーティカル(23歳以下)」という種目に女性として出場、銀メダルを獲得し、さらに、個人戦の女子部門では金メダルを獲得してタイトルを総なめにしたとのことです。
レン・パイルによるメダル獲得を受け、元オリンピック水泳選手の「シャロン・エリザベス・デイビス」は、自身のTwitterを通じて「女性の大会において、多くの男性がメダルやチームの順位、賞金を奪っています」と指摘。
「これは純粋な性差別に基づく平等な機会の喪失であり、公正な社会では生物学的に女性であることを罰することはあり得ません。性別に基づく差別が女性に不利益を被らせ、彼女たちの平等な機会を奪っており、完全に間違っています」と非難しました。
また、ニューヨーク市で開催されたサイクリング競技の女性部門においても、トランスジェンダー女性を自称する元男性「ティファニー・トーマス」(46)が優勝し、評論家からは「アメリカの女性の権利が破壊されている」と懸念されています。
トーマスは女性として40歳からサイクリングを始めたそうですが、わずか5年間で数え切れないほど表彰台に上がってきたと報じられています。
そんな中、全米シクロクロス(オフロードで行われる自転車競技)大会の女性部門で、35回の優勝経験を持つ「ハンナ・アレンスマン」選手は、「どんなにトレーニングをしても、トランスジェンダーたちには絶対に勝つことができず、屈辱を受けつづけた」とし、引退を表明しました。
また、過去に開催された総合格闘技の女性部門では、トランスジェンダーを自称する男性が、女性選手を圧倒的な力で叩きのめし、頭蓋骨を骨折させるトラブルが発生しています。
このように自由や平等を掲げてきた先進国では、ごく一部のトランスジェンダーを優遇することによって、女性の権利や命が脅かされる深刻な事態となっています。
LGBT思想を普及させ、社会モラルを破壊しようと目論む悪人たちが厳正に裁かれ、女性の安全や活躍の場がしっかりと守られますことを心から祈ります。
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