コオロギの粉末を製造・販売する早稲田大学発のベンチャー「エコロギー」が、東京・大手町にあるJAグループの「アグベンチャーラボ」で、コオロギの粉末を使ったチョコレートの試験販売を開始しました。
エコロギーは、スタートアップ(新興企業)支援プログラム「JAアクセラレーター」に採択されており、食品としてのコオロギをPRし、市場の拡大を狙うとしています。
2種のコオロギチョコレートのうち、「ハイカカオ」はコオロギパウダーを10%配合、一方の「キャラメリゼナッツ」はコオロギパウダーの配合率を5%にし、カラメルをまとわせたナッツを加えることで食べやすく仕上げているとのことです。
現在、多くの農家が収入減や赤字で廃業に追いやられる中、JAは農家への支援策を講じることもなく、昆虫食の普及に率先して加担しているため、批判の声が殺到しています。
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こうした状況の中、東京大学大学院・農学生命科学研究所の「鈴木宣弘」教授は、政府やJAの方針について「生産基盤を増強しなくてはならないときに、コメ作るな、牛乳搾るな、牛殺せ、ついには生乳廃棄で、“セルフ兵糧攻め”のようなことをやっている」と指摘。
「コメを減産し、乳牛を殺し、牛乳を廃棄し、トマホークとコオロギをかじって生き延びることの愚かさを真面目に考えてほしい」と訴えています。
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昆虫食の有害性がさらに広く認知され、日本の食を支える産業を脅かす悪人たちが厳正に裁かれますことを心から祈ります。
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