岸田総理は、30日に開かれた衆院予算委員会で、政務秘書官を務める長男「岸田翔太郎」の外遊先での公用車観光疑惑を巡り、野党から追求を受け、釈明に追われました。
○岸田総理の長男で秘書官の翔太郎、欧米5カ国訪問の最中に公用車で観光・グルメ・ショッピングを満喫し、批判殺到
この問題について、立憲民主党は政府に対し、岸田翔太郎による公用車の使用状況や訪問先などについて回答を求める質問状を出していました。
ところが政府は、岸田翔太郎の行動について、「個人の観光動機による行動は一切ない」とする従来の政府見解を繰り返し、「総理の随行者の訪問先は従来より公表はしていない」として、具体的な訪問先などの詳細を明らかにしなかったとのことです。
また岸田総理も、立憲民主党・山井和則議員から「事実関係として、翔太郎秘書官は、バッキンガム宮殿、ビッグベン、ハロッズに行きましたか？」と問われた際、「具体的な場所については、特定しないということですから、肯定も否定もしないということだと認識している」と濁し、明確な回答を避けました。
これを受けて、「国民馬鹿にしてる？」「こういう人達に、私たちの人生が左右されてる事態を、ゾッとします」「公私の区別つかず、何もかも私物化していますね」といった批判が殺到しています。
また、岸田総理は、翔太郎が全閣僚に土産を購入していた件について「政務秘書官の本来業務に含まれ得ると考える。公務だと思う」と答弁した上、政治資金から3年間で544万円超も土産代に支出していたことが明らかになり、さらなる波紋を呼んでいます。
公金で贅沢の限りを尽くす岸田総理をはじめ、全ての悪徳政治家たちが厳正に裁かれ、国民のための真っ当な政治が行われますことを心から祈ります。
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