エアコン最大手のダイキン工業は、2023年度中に、中国製の部品なしでもエアコンを生産できるよう、サプライチェーンの見直しを行っていることが明らかになりました。
中核機能にかかわる部品を、日本国内でも内製化するほか、取引先にも中国外での生産を要請し、ロックダウンなどの有事にも対応できる生産体制を確保するとのことです。
ダイキンは、2021年の時点で、各地域外からの調達を平均20%程度まで下げていましたが、一部の部品においては、中国からの供給に依存していました。
そのため、3月末から始まった上海市のロックダウンによって、ゴールデンウィーク前後に部品の供給が途絶、一部製品の生産量が減少しました。
今後はこのようなリスクを回避するために、供給が途切れた場合に生産体制に影響しかねないものを「リスク部品」に指定し、日本国内や東南アジアなど、中国以外にも生産拠点も設けるよう、取引先に要請するそうです。
また、省エネやエアコンの制御など、製品の性能や競争力に直結する機能を司る部品は「中核機能」とし、自社製造に切り替えるとのことです。
このように日本国内でも、中国依存から抜け出す動きが着々と進んでいますが、円安が長引いていることもまた、製造業社が中国依存を抜け出し、国内回帰を進めるための転機になっていると言えます。
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悪事の限りを尽くしてきた中国共産党がこの地上から跡形もなく消滅し、全世界に真の平安と安息がもたらされますことを心から祈ります。
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