中国不動産大手「恒大集団」の資金繰りが、さらに悪化しています。
恒大集団は、電気自動車(EV)事業にも参入しており、昨年末か今年の初めからEV車の量産を開始する予定でした。
ところが、量産開始日が度々延期されている上、恒大集団そのものが深刻な経営危機に陥っていることから、EV車がきちんと納品されるのか、人々の間では不信感が募っていました。
そこで、EV車をすでに注文した人たちが、恒大集団の運営するEV会社の生産工場に乗り込んでみたところ、工場は全く稼働しておらず、空の状態だったそうです。
昨年11月、恒大集団のEV会社は、開発や生産の投資に必要な資金を捻出するため、新株発行を通じて約390億円を調達すると発表しましたが、実際にそのお金がどこに充てられたのかは不明です。
恒大集団は、かつて中国の経済発展を牽引してきましたが、中国共産党の内部争いによって深刻な経営危機に陥り、現在ではその損失額が12.55億元(約250億円)に上っています。
○【中国】不動産バブル崩壊で、資金難に苦しむ不動産企業 桃、小麦、ニンニクなどの農作物と新規住宅を交換するという苦肉の策
この勢いで、中国共産党がさらに衰退の一途を辿り、一人残らず完全に滅び去りますことを心から祈ります。
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