1966-1976年、中国で行われた毛沢東主導の「文化大革命」では、数千万人もの命が犠牲となりました。
実はこの「文化大革命」は、「毛沢東」が「劉少奇」から権力を奪還するための、政治闘争でした。
「大躍進」政策の失敗によって、共産党内では毛沢東を批判する声が高まり、毛沢東は国家主席の地位を劉少奇に譲り、劉少奇は市場経済を取り入れ、中国経済の立て直しを図りました。
○【毛沢東による四害駆除運動】国家ぐるみで大量のスズメ、ネズミ、ハエ、蚊を殺した結果、生態系が破壊され、4000万人が餓死
しかし毛沢東は、自身の復権を画策し、劉少奇のことを資本主義の道を歩む「実権派」として批判し、紅衛兵(こうえいへい)と呼ばれる学生の組織や大衆を扇動して攻撃させ、失脚させました。
紅衛兵とは、清華大学の付属中学の学生らによって作られた毛沢東を支持する学生運動グループで、その後、全国に広まり、最終的にその人数は1600万人にも上りました。
1966年8月、100万人の紅衛兵が天安門に集められ、毛沢東の指令によって街頭で文化財や書物を破壊し、劉少奇や鄧小平などの実権派や、その支持者と見なされた中国共産党の幹部、知識人、旧地主の子孫などを攻撃・迫害し、組織的に暴力的な吊るし上げが行われました。
ジーンズをはいた若者を「西洋的」であると罵りながら取り囲んで服を切り刻んだり、毛沢東の顔写真を載せた新聞紙で野菜を包むだけで、反革命分子として紅衛兵によって殺害されたりしました。
女子紅衛兵もとても凶暴で、老女を皮ベルトで殴り殺したり、暴行を加えたりしました。
学生が教師たちを軟禁し、毎日、10時間以上の重労働を課し、少しでも動作が鈍いと、すぐさま木刀や革靴で殴りつけ、夜通し、尋問とリンチが行われました。
ある学校では、紅衛兵が校長先生に三角帽子をかぶせ、頭を虎刈りにして、顔に墨を塗りつけ、延々と校長批判・暴行を加えた挙句、校長先生の首に縄をくくりつけ、台の下に引きずり下ろし、犬のように吠えさせ、運動場を這い回らせたそうです。
○【広西虐殺】中国の文化革命中に起きた大規模な虐殺と人肉食事件 10～15万人の命が犠牲に
劉少奇も、自宅に乗り込んできた紅衛兵に罵倒され、リンチされ、軟禁され、散髪や入浴も着替えも許されず、医師から注射針をいたるところに突き刺されるなどの執拗な暴行を受けました。
彼は1969年10月に、肺炎で非業の死を遂げましたが、死亡時の体重は20kgに満たなかったそうです。
このように、文化大革命中に横行した残虐・非道な行為は、毛沢東の指示により、若い紅衛兵によって実行されたのです。
その後、紅衛兵は分裂し、互いに激しく殺し合いをし、その結果、中国全土で戦争が起き、毛沢東も統制できなくなりました。
最終的に、広西チワン族自治区で人民解放軍が紅衛兵を大量に処刑し、1968年に毛沢東が上山下郷運動（下放）を主唱して、都市の紅衛兵を地方農村に送りこむことで収拾を図りました。
毛沢東の行った大躍進政策や文化大革命によって、6000万～8000万もの人々の命が犠牲になったと言われています。
そして今、習近平はそんな毛沢東を崇拝し、数々の暴政を行い、人々に対して共産主義の洗脳をしてます。
○【洗脳のノルマ化】習近平の思想を学ぶ学習アプリ「学習強国」の義務化により、50代の党員が死亡 健康被害を訴える党員も続出
○【中国共産党】政府を批判する集団の形成を恐れ、ファン文化を生むエンタメ業界の締め付けを強化
○上海市でのロックダウン政策は、習近平に敵対する江沢民派への粛正運動だった!!
悪魔の化身とも言える習近平と中国共産党が一刻も早く滅び去り、彼らの支配が完全に終わるように、真の平和を望む人々が心一つにして強力にお祈りしなければなりません。
○【民主化を求める学生たちを大量虐殺】天安門事件の実態を徹底的に隠蔽してきた中国共産党の闇
○【習近平思想に染まった中国人】幼稚園から共産主義と反日思想の徹底教育を受け、世界各国で暴動を起こす
○【中国の闇】一人っ子政策により、40年余で中絶・不妊手術5億3200万件 不妊手術や死産の強制、自殺の奨励により、少子高齢化・男女比の偏りなど深刻な問題を生む
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