イギリスのタブロイド紙「ザ・サン」は25日、ハンコック保健相が保健省の建物の中でスタッフの女性と抱擁し、キスをしているところを写した監視カメラの画像を掲載し、「ソーシャル・ディスタンスのガイダンスを破った」として激しく批判しました。
報道によると、この映像は5月6日に撮影されたものですが、イギリスのコロナ感染予防ガイダンスでは「職場でも可能な限り2メートルのソーシャル・ディスタンスを保ち、リスク軽減措置をとれば1メートルでも可」とされており、ハンコック保健相自身、そのように国民に呼びかけていました。
今回の報道を受け、ハンコック保健相は「みなさんを失望させて、本当に申し訳ありません」と謝罪した上で、保健相として仕事を続ける意向を示しましたが、野党に加え、与党内からも辞任を求める声が上がったため、翌26日に引責辞任することを決意し、ジョンソン首相に辞表を提出したとのことです。
ハンコック元保健相は、ツイッターに動画を投稿し「私はこの国のすべての人が、皆さんが、どのような多大な犠牲を払ってきたか理解しています。こうした規則を作った我々がその規則を守らなければならないことを理解しています。だからこそ、私は辞任しなくてはなりません」と述べました。
しかし、今回スクープされた映像は、保健省内の煙探知機内部に最近仕掛けられた監視カメラからの映像とのことで、何者かが外部に流出させた疑いが持たれており、一部では中国共産党の関与も疑われています。
いずれにせよ、コロナの恐怖を煽ってきた核心人物も、コロナが嘘だと知っているからこそ、このような軽率な行動が取れたに違いありません。
こうして大恥をかくことになったのも、これまで散々庶民に嘘をついて騙してきた報いだと言えるでしょう。
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