精神障害による労災申請3780件・認定1055件、過去最多を記録 15年前の3倍以上に増加 業種別では『医療・福祉』が最多

精神障害による労災申請3780件・認定1055件、過去最多を記録 15年前の3倍以上に増加 業種別では『医療・福祉』が最多

精神障害による労災の申請・認定件数が年々増加しており、昨年度に過去最多を記録したことが分かりました。

厚労省が発表した「過労死等防止対策白書」によると、うつ病などの精神障害の発症による労災の申請件数は昨年度だけで3780件に上り、このうち認定されたのは1055件で、いずれも2010年度のおよそ3倍に増加したとのことです。

◯「令和7年版 過労死等防止対策白書」を公表します

業種別にみると、「医療・福祉」が969件で最も多く、次いで「製造業」が537件となっています。

精神障害の主な要因は『職場の対人関係』で、このうち「上司とのトラブル」が6割以上を占めており、『医療』の分野では「悲惨な事故や災害の体験・目撃」や「同僚などからの暴行、いじめ・嫌がらせ」が多く、『教職員』では「上司とのトラブル」や「パワーハラスメント」の割合が高くなっています。

厚労省は、「対人関係の悪化を要因とする申請が増えており、今後もハラスメント防止やメンタルヘルス対策の周知を事業所に呼びかけていく」としています。

精神障害が労災として認定されるためには、「発症前6カ月以内に業務による強いストレスを受けたこと」「うつ病や適応障害などの精神疾患として診断されること」「業務外のストレスや個人の要因で発症したといえないこと」の3つの要件を満たす必要があります。

しかし、「業務によって精神障害を負った」ことを立証するのは容易ではなく、家庭内の問題や病気、天災、犯罪被害など、業務と関係のないストレスが主な原因と判断されれば、認定が見送られるケースもあります。

また、過去に精神障害の治療歴がある場合も認定されないことが多いため、精神障害の労災認定率は2〜3割程度となっているのが現状です。

誰もが全ての苦しみから解放され、心身ともに健やかに暮らせる社会となりますことを心から祈ります。

◯日本の精神病床数は世界一 精神病患者は419.3万人に 医療利権に群がる医者たちの餌食に

◯RAPTブログの御言葉を学べば、頭の考えが整理され、精神も落ち着いて、どんな作業もスピーディーに進められる(RAPTブログ読者・トパーズさんの証)

◯神様の愛を受けて生きる人は、例えどんな状況に置かれても、精神状態をまともに保ち、喜びと希望に満ちた生を生きられる(十二弟子・NANAさんの証)

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