参政党は27日、日本国旗を傷つける行為を処罰する「日本国国章損壊罪」の新設を盛り込んだ刑法改正案を参議院に提出しました。
【処罰も】「日の丸損壊罪」新設へ、参政党が刑法改正案を提出https://t.co/5UOUwNainx
参政党は27日、「日本国国章損壊罪」の新設を盛り込んだ刑法改正案を参院に提出した。日本を侮辱する目的で日本国旗などを破いたり、汚したりした場合、「2年以下の拘禁刑か20万円以下の罰金」を科すとした。 pic.twitter.com/cLUcwdPqHM
— ライブドアニュース (@livedoornews) October 27, 2025
法案では、日本を侮辱するために日本国旗などを破いたり汚したりした場合、「2年以下の拘禁刑または20万円以下の罰金」を科すとしています。
現行の刑法には「外国国章損壊罪」が規定されていますが、日本国旗はその対象に含まれていません。
自民党と日本維新の会も同様の制度の創設で一致しており、参政党の神谷代表は両党との連携も視野に、「なるべく多くの（党の）合意を取り付けたい」と記者団に語りました。
参政党が単独で法案を提出するのは今回が初めてのことで、神谷代表は「他国の国旗も、わが国の国旗も、大事にされなければならない。同じように扱うといった至極全うな要求だ」と話しました。
参政党として初めて
単独での法案提出をしてきました。
国旗損壊を罰する法律です。記念すべき日ですが、昨年も衆議院議員選挙で議席を増やした日ですね。 pic.twitter.com/67ivCsyLk2
— 神谷宗幣【参政党】 (@jinkamiya) October 27, 2025
この法律は、かつて高市早苗が議員立法として提出しようとした際、岩屋毅がただ1人、党内審査で「そんな法律を出したら自民党が右傾化したと思われる」と反対したため、国会への提出が見送られたそうです。
高市早苗は、岩屋毅について「人間としてのキャラクターは嫌いではない」と述べた上で、「もともと保守系の方ではない。長い国会議員生活で一つだけ恨みがあるとしたら、…私の議員立法をつぶしました」「その法律案はいまだに通せていないからそれが唯一の恨みかな」と話しています。
◯自民・高市早苗氏、岩屋外相は「保守じゃない」 国旗損壊罪法案阻まれた「恨み」明かす
また、法案提出を受け、国際政治学者の三浦瑠麗もXで反応し、「国旗損壊罪の盛り込みは、それに反対する勢力が極端な主張をするよう誘き出すためです。左派が法案に反対する過程で、高市総理を憎むあまりミソジニー（女性蔑視）を全開にしたり、自民と維新をまとめてヒトラー呼ばわりしたりすれば、この『作戦』は大成功します」と述べ、左派を挑発する政治的な狙いがあるとの見方を示しています。
言うまでもないことですが、国旗損壊罪の盛り込みは、それに反対する勢力が極端な主張をするよう誘き出すためです。左派が法案に反対する過程で、高市総理を憎むあまりミソジニーを全開にしたり、自民と維新をまとめてヒトラー呼ばわりしたりすれば、この「作戦」は大成功します。…
— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) October 22, 2025
すべての国民が幸福に暮らせる社会環境が整備されますことを心から祈ります。
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