
鶏の飼料価格の高騰や鳥インフルエンザによる大量殺処分の影響で、卵の価格が再び上昇しています。
【卵が高騰 迫る「エッグショック」】https://t.co/rbO1bBApXt
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) October 20, 2025
JA全農たまごによると、今月17日までのMサイズの平均卸売価格は1キログラムあたり325円に達し、「エッグショック」と呼ばれた2023年4月から5月の高値に迫る水準となっているとのことです。
【エッグショック】
「卵の価格が再び高騰…迫る“エッグショック”がケーキにも打撃 仕入れ値は去年春の1.5倍に」の記事が話題に。街ではクリスマスケーキの予約が開始されたりもしていますが、まだまだコスト高に悩まされるようになりそうです。 pic.twitter.com/0jt8mLCsmC
— 小池理人/エコノミスト (@kmasato_economy) October 20, 2025
1990年代以降、卵の価格は1パック200円前後で安定しており、30年以上にわたって値上がりしなかったことから「物価の優等生」とも呼ばれてきました。
しかし、鳥インフルエンザの流行により、2022年から2023年にかけて全国でおよそ1771万羽が殺処分され、採卵鶏の約1割が失われました。
昨シーズンも大規模な殺処分が相次ぎ、今年1月下旬の時点では千葉県だけでおよそ218万羽が対象となりました。
◯【ねつ造される食料危機】千葉県・銚子の養鶏場で鳥インフルエンザ、約41万羽の殺処分 半径10キロ以内のエリアで飼育されている約520万羽の鳥や卵の出荷なども禁止
さらに今年は、猛暑の影響で鶏の食欲が落ち、卵の生産量そのものが減少しているうえに、飼料や燃料費、輸送コスト、人件費なども軒並み上昇したことで、採算を維持するための価格転嫁が進み、「エッグショック」に匹敵する高値となりました。
この結果、家庭だけでなく飲食業界や食品メーカーも大きな打撃を受け、卵の使用量を抑えたレシピの開発や、商品の段階的な値上げといった対応を迫られています。
洋菓子を扱う川崎日航ホテルも、卵価の高騰の影響を受けており、マーケティング室の片山知子副室長は「2024年の春ごろから徐々に価格が上がり始め、現在は当時と比べて仕入れ価格が約5割上昇しています」と話しています。
アメリカでも卵1パック(12個入り)の価格が大幅に値上がりし、特に物価の高いニューヨークの食料品店では1パック1600円前後で販売されていました。
◯米国でも卵不足で価格高騰、ニューヨークでは1パック1600円「ここまでの値上がりは見たことがない」
しかし最近は、供給の増加や季節的な需要の減少を背景に、卵1パックあたりの卸売価格が1.15ドル(約174円)と急速に下落しているとのことです。

過去の記事でも述べましたが、鳥インフルエンザウイルスの存在は未だに科学的に証明されていないにもかかわらず、各地の養鶏場では「感染が発生した」として、大量の殺処分が繰り返されてきました。
その結果、多くの養鶏業者が深刻な打撃を受け、廃業を余儀なくされてきましたが、政府は鳥インフルエンザの感染対策として予防ワクチンの導入を検討しており、養鶏業者にさらなる重圧をかけようとしています。
良質な食料が安定して供給され、国民の暮らしが守られますことを心から祈ります。
◯【国立感染症研究所】『鳥インフルエンザ』や『インフルエンザ』の存在を証明する行政文書を保有していないことが判明
◯世界最大の鶏肉輸出国・ブラジル、養鶏場で鳥インフルエンザ検出 日本など世界各国への鶏肉輸出を一時停止 国内の供給に影響が出る恐れ
◯神様は、私たち人間にいつでも飽きるほどたっぷりと、美味しい物を食べて喜んでほしいと願っていらっしゃる!!(十二弟子・ミナさんの証)
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