
博覧会協会は、大阪万博の運営収支について、最大で280億円の黒字となる見通しだと発表しました。
万博協会をバッサリ
猿田弁護士
黒字って話もあったんですが、運営費を入場料でカバーできただけで、建築費もろもろ招待費とか3千億円の赤字、というと炎上するんで…税金で賄ってる部分も、2/3はあるので、黒字だ、黒字だってアピールするんじゃなくて、実際、建設費として別にかかってますよ⇒ pic.twitter.com/R78HgVHdKw— 125 (@siroiwannko1) October 13, 2025
前売りチケットの販売数はおよそ970万枚で目標の1400万枚に届かなかったものの、4月の開幕後に口コミで評判が広がり、5月以降は販売が好調に転じました。
10月上旬までのチケットの販売累計は2200万枚を超え、博覧会協会が黒字化の目安としていた「1800万枚」を大きく上回ったとのことで、黒字分の使い道については、政府の有識者会議で検討される予定です。
吉村洋文知事は「大阪・関西万博を振り返ると、いろいろなトラブルや課題はあったが、大きな事故はなく、総数で2800万人にお越しいただいた。運営収支は最大280億円の黒字が出る見通しで、大きな経済効果が出た。合格点だったと思う」と評価しました。
◯万博「合格点、開催してよかった」「来場者の記憶がレガシー」 大阪府・吉村洋文知事
しかし、膨れ上がった事業費や建設費の未払い問題はいまだに解決しておらず、博覧会協会が黒字との見解を示したものは、あくまで万博の「運営費」に限ったもので、開幕前にかかった約2350億円の建設費や、国が負担したおよそ250億円の警備費は含まれていません。
このほか、会場周辺のインフラ整備など万博のために投じられた費用は約13兆円に上り、万博の経済効果も正確に算出されていないため、実際に黒字と言えるかどうかは不明です。
◯画像:万博にかかったお金、実際はどのぐらい? 赤字転落の出展企業も より

また、万博の工事に関わった建設業者のうち、30社超が現在も未払いを訴えており、被害の総額は少なくとも5億円以上に上るとみられています。
◯【大阪万博】海外パビリオン、下請け業者19社が『未払い』を訴えていることが判明「なぜ払ってもらえないのか、本当のことが何も分からない」
国民にとって真に益となる行政運営が、全国各地で行われますことを心から祈ります。
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