三重県・四日市市で記録的豪雨 住宅3000棟以上が被害、地下駐車場で車274台が浸水 

三重県・四日市市で記録的豪雨 住宅3000棟以上が被害、地下駐車場で車274台が浸水 

12日夜から13日未明にかけて、三重県北部を中心に局地的に猛烈な雨が降り、地下駐車場や多くの住宅が被害を受けました。

津地方気象台によると、四日市市で12日午後10時過ぎまでに1時間降水量としては観測史上最大の約123.5ミリを記録したとのことです。

大雨の影響で、市の中心部にある地下駐車場の地下2階が完全に水没したほか、地下1階も最も深いところで1メートル20センチの高さまで水につかり、あわせて274台が被害を受けました。

JAF三重支部によると、今回の大雨による出動依頼の件数は、15日までに速報値であわせて362件に上り、市内の自動車整備会社には大雨の翌日から修理の見積もりの依頼が20件余り寄せられているとのことです。

また、市内では住宅への被害も相次ぎ、中部地区と常磐地区、日永地区の3つの地区で床上浸水がおよそ200棟、床下浸水がおよそ3100棟に上りました。

ネット上では、商店街や店舗の中に大量の水が侵入している様子が投稿されており、莫大な経済被害が出ているものと見られます。

今回の大雨で人的な被害は確認されていないものの、わずかな時間で水位が上昇していたことから、避難や対応が遅れていれば、さらに大きな被害につながった可能性もあります。

一刻も早く復旧作業が進み、被害を受けた人々が日常を取り戻すことができますことを心から祈ります。

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