
大阪万博で販売された入場券のうち、未使用のものが少なくとも300万枚あるとみられ、10月13日の閉幕までに使い切れない可能性が浮上しています。
万博入場券300万枚が未使用? 輸送力限界で使い切れない可能性もhttps://t.co/a9WZGGOrxd
大阪・関西万博で販売された入場券のうち、未使用のものが少なくとも300万枚あるとみられ、10月13日の閉幕までに使い切れない可能性が出てきました。
— 毎日新聞 (@mainichi) September 12, 2025
万博協会によると、入場券は今月5日時点で累計およそ2071万枚が販売されており、特に8月中旬のお盆以降は好調で、1日あたり10万枚のペースで売れているとのことです。
一方、スタッフなどを除いた一般入場者数は、同日時点で累計1747万人にとどまっており、お盆までの来場が伸び悩んだ影響もあり、開幕以降の1日平均はおよそ12万人となっています。
販売枚数と入場者数の差はおよそ324万枚となり、さらに複数回入場できる「通期パス」や「夏パス」が約68万枚販売されていることを踏まえると、未使用の入場券は400万枚近くに達する可能性があるとのことです。
2005年の愛知万博(愛・地球博)では、未使用の入場券は99万枚で未使用率は5.7%にとどまりましたが、大阪万博はこれを大幅に上回る見込みです。
大阪万博で未使用の入場券が増えている要因として、入場ゲートごとに予約枠を設ける「事前予約制」が事実上の「入場制限」となり、お盆までの客足の伸び悩みにつながったと指摘されています。
万博協会は当初、半年間の会期中に2820万人(1日平均15万人)の入場を見込み、交通機関の輸送能力などを踏まえて1日の入場者数を最大22万7000人と想定していました。
しかし、残り1か月間でこの水準の来場者が毎日足を運んだとしても、目標の2820万人には届かない見通しです。
また、万博協会はチケットの大半を企業や団体に購入させてきたことから、社員や株主などに配布された分が実際には使われず、大量に余っているのではないかとも指摘されています。
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責任ある行政運営が行われ、社会全体が正しい方向へ発展していきますことを心から祈ります。
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