
自民党の森山裕幹事長、小野寺五典政調会長、鈴木俊一総務会長、木原誠二選対委員長の党四役は2日、参院選での敗北の責任を取り、辞任する意向を石破総理に伝えました。
【自民党四役 一斉に辞意を表明】https://t.co/cJ6vSb4rVk
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) September 2, 2025
この日、自民党は「両院議員総会」で参議院選挙の敗因などを盛り込んだ総括を正式に取りまとめました。
石破総理は冒頭、参院選の敗北について「総裁である私の責任であり、そのことから逃れることは決してできない。去年の総裁選挙で多くの同志や国民から『石破であれば変えてくれる』という期待をいただいたが、期待を裏切り、期待外れにより多くの同志を失うことになった。幾重にもおわび申し上げなければならない」と述べました。
また森山幹事長は「執行部に身を置く者として責任を痛感している。重要なことは反省を単なることばに終わらせるのではなく、挙党態勢を確立して国家運営の全体像や将来像を国民に力強く示すことだ」などと述べた上で、幹事長を退任する考えを示しました。
党の執行部が揃って辞任を表明するのは極めて異例で、石破総理の政権運営はこれまで以上に困難になる見通しです。
また、自民党は臨時の総裁選挙を実施するかどうかを問う手続きを開始し、各支部からは総裁選の実施を求める声が相次いでいます。
3日には、麻生太郎最高顧問が派閥の研修会で、「自民党にとって大変厳しかったのは明らかで、まさに惨敗だった。参議院の議席はすぐには回復できず、次の衆議院選挙で勝利できる体制を整えることこそ、今からわれわれが行っていかなければならないことだ」と述べ、総裁選の実施を求める考えを明らかにしました。
自民 麻生最高顧問 3日 総裁選実施求める考え表明の意向https://t.co/oBqTyMm0eS #nhk_news
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現時点で総裁選の候補は明らかになっていませんが、小泉進次郎農水大臣、高市早苗前経済安保大臣、小林鷹之元経済安保大臣、林芳正官房長官、茂木敏充前幹事長、小渕優子元経済産業大臣らが名乗りを上げるのではないかと言われています。
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汚職に塗れた政界が浄化され、国民の幸福につながる政治が行われますことを心から祈ります。
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