
深刻な人手不足に伴い、全ての都道府県で外国人労働者の割合が10年前より増加していることが明らかになりました。
外国人の働き手、宮崎など7県で10年前の4倍 地方で進む労働依存https://t.co/4DQObc4k1V
建設業や医療・介護などの伸びが目立ち、「過疎地ほど技能実習生や特定技能人材が増える構図」に。共生を進める環境整備が急務となっています。 pic.twitter.com/n1MhHl9rvu
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) August 14, 2025
日経新聞の調査によると、厚労省の「外国人雇用状況の届出状況」などをもとに算出した外国人依存度は、2014年から2024年の間に7県で4倍超に達していたとのことです。
具体的には、青森県が4.5倍、福島県が4.1倍、和歌山県が4.6倍、熊本県が4.6倍、宮崎県が4.6倍、鹿児島県が4.3倍、沖縄県が4.3倍となっています。
全国の外国人労働者数は、2024年10月末時点で230万2587人に上り、前年と比べて25万3912人増加し、届出が義務化された2007年以降、過去最多を更新しました。
国籍別では、ベトナムが57万708人と最も多く、次いで中国の40万8805人、フィリピンの24万5565人と続いています。
また、産業別の外国人労働者数を2020年と2024年(それぞれ10月末の記録)で比較すると、建設業は11万898人から17万7902人に、医療・福祉は4万3446人から11万6350人に急増していることが分かりました。
◯「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和6年10月末時点)
◯「外国人雇用状況」の届出状況表一覧(令和6年10月末時点)


総務省は今月6日、日本人が16年連続で減少した一方で、外国人は前年比11%増の367万7463人と、集計を始めた2013年以降で最多となったと公表しました。
◯日本人、過去最大の90万人減=外国人人口は最多367万人―総務省
◯特定技能の外国人労働者「5年間で82万人」 受け入れ枠を閣議決定
◯【ABEMA TV】政治家を襲撃したクルド人や不法滞在で犯罪歴のあるクルド人を善良な移民であるかのように報道し、炎上
政府は2029年3月までに特定技能人材を最大82万人受け入れる方針を示しており、今後も外国人労働者の増加が見込まれます。
しかし、各地で発生しているトラブルには十分な対応がなされず、課題が放置されているのが現状です。
誰もが安心して、常に安全に暮らせる社会が実現しますことを心から祈ります。
◯【移民大国・日本】熊本市、外国人労働者へ『市営住宅』の貸し出しを開始 家賃は1万7700円から2万6600円、連帯保証人不要
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