【言論統制】ロシア政府、SNSアプリ『Max』を政府公認SNSと指定 政府がネット上の活動を監視・統制できる中国型SNSの誕生

【言論統制】ロシア政府、SNSアプリ『Max』を政府公認SNSと指定 政府がネット上の活動を監視・統制できる中国型SNSの誕生

ロシア政府が、自国の多機能メッセンジャーアプリ「Max」を国家公認のメッセージサービスに指定し、インターネット上の統制をさらに強化していることが分かりました。

「Max」は、IT大手のVK社が開発したアプリで、同社はロシア政府の影響下にあり、国内最大のSNS「VKontakte(フコンタクテ)」も運営しています。

Maxは、メッセージのやり取りや財務管理、行政サービスの利用に加え、音楽フェスでの行列回避まで可能で、中国の「WeChat」に近い仕様とされています。

ロシア政府は、海外製SNSアプリを規制し、同時にMaxへ利用者を誘導することで、国民どうしのやり取りを監視し、反政府的な言動を封じ込める狙いがあると見られています。

またロシア政府は、インスタグラムやフェイスブック、XなどのSNSを「過激派」と認定して国内での利用を事実上禁止している上、VPN(バーチャルプライベートネットワーク)を使ってこれらのサービスを利用する一部の企業や起業家、インフルエンサーやブロガーが広告収入を得られないよう、今年7月に罰金などを盛り込んだ新法を成立させました。

◯ロシア、「過激派」サイト閲覧に罰金 プーチン氏の署名で法律成立

◯ロシア下院が連邦法を改正、今後はInstagram・Facebook・Xでのロシア国内での広告の掲出が禁止されるように

さらに、ロシア政府は今後、米IT大手メタの通信アプリ「ワッツアップ」の規制に乗り出す構えを見せており、自国民のコミュニケーション手段を中国並みに統制しようと計画しています。

すべての人が真実の情報に自由にアクセスできるインターネット環境が、世界中で整備されますことを心から祈ります。

◯アジア系ロシア人、『背乗り』で30年以上スパイ活動していた疑惑が浮上 昭和40年頃に失踪した福島県の男性になりすまし、東京都内の貿易会社の商社マンとして諜報活動

◯【ロシア】個人ローンの延滞額が過去最高の1兆5000億ルーブル(約2兆8000億円)に 大勢のロシア人が借金の返済に困窮していることが判明

◯【グーグル終了】ロシアの裁判所、グーグルに20,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000ドル(約3澗円)の罰金の支払いを命じる ロシア国営メディアをブロックしたとの理由から

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