
中国東部の江蘇省蘇州市で7月31日夕方、日本人の親子が襲撃される事件が発生し、波紋を呼んでいます。
この日、日本人の親子は市内の地下鉄駅構内を歩いており、母親がトイレに入ろうとした際、何者かに石のようなもので殴られ、頭にけがをしました。
母親は病院で手当を受け、命に別条はないとのことです。
容疑者は犯行後、逃走を図りましたが、中国当局がすでに身柄を確保したと報じられています。
日本政府は今回の事件を受け、中国政府に対して容疑者の厳正な処罰や同様の事件の再発防止、現地に住む日本人の安全確保を申し入れました。
蘇州市では昨年6月にも、刃物を持った男が蘇州日本人学校のスクールバスを襲い、案内係の中国人女性が死亡し、日本人の母子もけがをする事件が起きています。
◯【中国】蘇州日本人学校のスクールバスを待っていた日本人親子を中国人の男が刃物で襲う襲撃事件が発生 中国のネット上では犯人を讃えるコメントや動画で溢れる
中国政府は今年を「抗日戦争勝利80年」と位置づけ、各地で関連行事を行っているため、これまで以上に反日感情が高まっているとみられています。
抗日戦争のパレードをする中国の大学。#日中友好 #日中交流
こんな留学生を日本に入れてる自民党。
日中学生交流や友好都市で繋がっている都道府県や学校は何れ中国に食われる。… pic.twitter.com/tPOJSFadMv— のうまにあ 願榮光🏴🇯🇵 (@FreeAll_protest) July 8, 2025
ところが、日本の外務省は今も中国全土の危険情報を「レベルゼロ」のまま据え置いており、「最近、中国各地で人の集まる場所(公園・学校・地下鉄等)やその近辺、路上において刃物によって襲われるなどの凶悪事件が発生しており、邦人が犠牲になる事件も発生しています。外出の際は不審者の接近等、周囲の状況にくれぐれも留意してください」と呼びかけるにとどまっています。

そのため、「一体、何人斬りつけられたら中国渡航の危険度を上げるのか?狙われるのは母と子供の組合せという卑怯の極み!外務省に領事局が設置されたのは日本国民を守るためではなかったのか?中国の面子が日本国民の生命•身体より大切なのか!」「現代の通州事件が起こりつつある」「自国民の生命を 蔑ろにする石破鹿&岩屋内閣」といった批判の声がネット上では殺到しています。



卑劣な犯罪行為が厳しく取り締まられ、これ以上の被害者が出ないことを心から祈ります。
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◯2024年の帰化者数、中国が年間3122人で初めて韓国・朝鮮抜き最多 帰化者の総数は約8800人「日本にとって脅威となり得る国からの帰化申請者にはもっと厳格な審査や宣誓が必要だ」
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