
フランス当局は、SNS「X」のアルゴリズムが外国による干渉に利用された疑いがあるとして、捜査に乗り出しました。
Xのアルゴリズムは外国による干渉だとしてフランスが捜査開始https://t.co/IbNcrgKseL
— GIGAZINE(ギガジン) (@gigazine) July 14, 2025
Suite à la communication du @parquetdeParis relative au dossier #X #Twitter et la nouvelle orientation que prend l’enquête notamment sur l'usage des algorithmes de X "à des fins d'ingérence étrangère", voici mon communiqué ⤵️ pic.twitter.com/GWXNw1B2GR
— Éric Bothorel #FreeCécileKohler (@ebothorel) July 11, 2025
今年1月、中道派のエリック・ボトレル議員がXのアルゴリズムについて「変更の基準が不透明だ」と指摘したほか、行政のサイバーセキュリティ担当からも、「アルゴリズムに大幅な変更が加えられたことで、憎悪や差別などの投稿が急増し、民主的な議論がゆがめられている」とする訴えが寄せられました。
これを受け、フランスのローレ・ベックオー検察官は11日、「国内の研究者による分析や、複数の政治機関から提供された追加の証拠に基づき、捜査を開始する」と発表し、Xのプラットフォームを運営する法人と一部の個人を捜査対象とする方針を示しました。
検察によると、Xのアルゴリズムが意図的に変更されたことで、投稿の表示や拡散の仕組みに不正な偏りが生じた可能性があるとのことです。
これが事実と認定された場合には、関与した個人に対し最長で10年の拘禁刑が科され、X社に対しては最大30万ユーロ、日本円でおよそ5200万円の罰金が科されるとのことです。
ボトレル議員は、「Xに存在する情報の偏りは、特にマスク氏の政治的見解を際立たせるよう機能しており、こうした現象はアルゴリズムの操作なしには起こり得ないと確信しています」と述べ、捜査が進められるとの報道を歓迎しています。
イーロン・マスクはツイッター社を買収した際、それまで社内で行われていた言論弾圧の実態を暴露しましたが、いざ自分が運営する立場になると、自身に都合の悪い投稿を抑え込むようになり、結局のところ、以前の経営陣と大して変わらない姿勢をとっています。
◯【イーロンマスクが、twitter社の言論弾圧の実態を暴露】ファイザー取締役ゴットリーブが、ファイザー社に都合の悪いツイートを弾圧するようtwitter社に依頼していた!!
◯【言論弾圧】イーロン・マスクを批判した複数のXアカウントで、閲覧数が大幅に減少していることが判明 米インフルエンサーらが甚大な被害を訴える
正常な価値観と真実に基づいた情報が流通し、誰もが安心して利用できるネット環境が整備されますことを心から祈ります。
◯【崖っぷちのイーロン・マスク】今年1月から4月までの間に個人資産が約16兆700億円減少 欧米ではテスラの不買運動、X離れが加速 EU園のXユーザーは1000万人減少
◯X(旧Twitter)のコミュニティノート、政府や製薬会社によって『言論弾圧』に利用されていることが判明 「Wikipediaと同じく、金で作業員を雇う勢力が跋扈する領域となった」
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