【大阪万博】来場者やスタッフから体調不良を訴える声が続出 万博協会は因果関係が認められた場合のみ「治療費を支払う」と発表 

【大阪万博】来場者やスタッフから体調不良を訴える声が続出 万博協会は因果関係が認められた場合のみ「治療費を支払う」と発表 

大阪・関西万博の会場で、一部パビリオンのスタッフから「異臭を感じた」との訴えが相次ぎ、来場者からも体調不良を訴える声が続出する事態となっています。

消防によると、9日午後1時半すぎ、万博協会の危機管理局から「ガソリンのような臭いがする」との通報があったとのことです。

消防が現地に入り状況を確認したところ、パビリオン内からは有害なガスや臭いは検出されず、会場外から何らかの臭いが流れ込んだ可能性も含めて、原因を調査しています。

万博協会の関係者によると、午後1時ごろから複数のパビリオンのスタッフから異臭がするとの報告が相次ぎ、中には頭痛を訴える人もいたそうです。

また、万博会場のウォータープラザからは、指針値の50倍にあたるレジオネラ属菌が検出されており、会場を訪れた人の間では「帰宅後に肺炎になった」「万博に行ってから咳が止まらない」といった声が相次いでいます。

レジオネラ菌に感染すると肺炎を引き起こす恐れがあり、抵抗力の弱い人は、最悪の場合、死亡することもあります。

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これらの問題を受け、万博協会の石毛事務総長は、9日の会見で「多大なご迷惑をおかけし、おわび申し上げます。適切な対応を速やかにとれるよう改善していく」と謝罪し、来場者に対しては「医療機関がレジオネラ属菌との因果関係を認めた場合、治療費を負担する」と発表しました。

大阪万博は本来、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げていましたが、実際には来場者やスタッフの命を危険にさらす事態となっています。

ずさんな管理体制が徹底的に是正されますことを心から祈ります。

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