中国・大連で日本人2人殺害 中国人の容疑者を拘束 中国のネット「軽い処罰を望む」「南京大虐殺を思えば、この事件なんて取るに足らないものだ」

中国・大連で日本人2人殺害 中国人の容疑者を拘束 中国のネット「軽い処罰を望む」「南京大虐殺を思えば、この事件なんて取るに足らないものだ」

中国東北部の遼寧省大連で、5月23日に日本人の男性2人が中国人に殺害される事件が発生していたことが明らかになりました。

関係者によると、被害者と容疑者ともに日本在住で、事件の数日前に被害者2人が現地を訪れ、それに続く形で容疑者も大連に入っていたとのことです。

被害者は、知人どうしのビジネスで金銭トラブルに巻き込まれた可能性が高く、中国からの技能実習生を受け入れる事業に関わっていたとの情報も報じられています。

この事件で、大連市の公安局は3日、中国籍の男(42)を拘束したと発表し、「現在、被疑者は公安機関に刑事拘留状態にあり、事件の追加調査を経て、検察に送致されるだろう」とコメントしました。

この事件を受け、中国のネット上では相変わらず、「軽い処罰を望む」「事件は既に起こってしまい人が死んでいるのだから責任を追及しても意味がない」「南京大虐殺を思えば、この事件なんて取るに足らないものだ。なかったことにすればいい」などと、非常識極まりないコメントが続々と投稿されています。

中国当局は、事件が発生したのが先月23日だったにもかかわらず、10日も経ってから「被疑者を事件の翌日に拘束した」と発表し、日本のメディアも、それに合わせるかのように一斉に報道を始めました。

事件が報道された6月3日は、「六四天安門事件」の前日で、今年は事件から36年目にあたる年となっています。

天安門事件とは、民主化を求める若者たちに対し、中国共産党が軍を出動させて武力で弾圧し、少なくとも1万人以上の市民を虐殺した事件です。

◯【民主化を求める学生たちを大量虐殺】天安門事件の実態を徹底的に隠蔽してきた中国共産党の闇

現在、中国共産党はこの事件に関して完全に情報統制しており、中国国内では事件の存在すら知らない若者も少なくありません。

犯人が厳正に処分され、同様の事件が二度と繰り返されることのないよう心から祈ります。

◯岩屋外相、日本の学生を中国に修学旅行で訪問させることを促進する合意を交わす 子供の命すら外交カードに利用する売国政策に批判殺到

◯環太平洋の先進国のうち、日本だけが中国の危険情報レベルをゼロとしていることが判明

◯【2009年ウイグル騒乱】漢人の集団が、棍棒、ナタ、包丁などの凶器を持って練り歩き、ウイグル人を襲撃・虐殺

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