京都・五条通で数百メートルの冠水 65年前に敷設の水道管が破損 

京都・五条通で数百メートルの冠水 65年前に敷設の水道管が破損 

30日の午前3時ごろ、京都市中心部の交差点で、破損した水道管から大量の水があふれ出て、道路が冠水するなどの被害が出ました。

警察によると、京都市下京区の国道1号の高倉交差点付近で、「道路に水があふれている」と通行人から通報があり、現場に駆けつけると、道路の複数の場所から水が漏れ出し、数百メートルにわたって冠水していたそうです。

また、市の上下水道局によると、破損した水道管は1959年に設置され、既に65年が経過しており、交換の目安とする60年を超えていたことから、今年11月ごろに撤去する予定だったとのことです。

今回の冠水によって、自動車などが浸水する被害が2件確認されたほか、最大で約6500棟の建物で水道水に濁りが生じた可能性があるとして、上下水道局は給水車を出して対応にあたりました。

水道管を取り替える作業はその日の夕方に完了し、交通規制についても解除されたとのことです。

現在、日本各地で水道管の老朽化が深刻な問題となっており、予防保全を後回しにし、早めの対処を講じなかった政府への批判が高まっています。

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