
2024年に倒産した建設会社が1890件に上り、過去10年で最多を記録しました。
建設業の倒産、10年で最多 資材価格の高騰や退職で経営困難に https://t.co/3m6xIYvDzA
建設業の倒産が増えている。帝国データバンクによると、2024年の倒産件数は1890件で、過去10年で最多だった。建築資材や人件費の高騰などで廃業せざるを得ない企業が増えた。
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) March 22, 2025
帝国データバンクによると、資材価格の高騰や人手不足に加え、2024年から始まった時間外労働の規制が重なり、建設業の倒産は3年連続で増加しているとのことです。
特に小規模な会社の倒産が目立ち、負債1000万円以上5000万円未満の倒産は全体の6割、従業員5人未満の会社が約4分の3を占めました。
一方で、大きな負債を抱える倒産も増えており、負債額が10億円以上のケースは21件と、前年の2倍以上に急増しています。
業種別では、「大工」や「とび職」などの職別工事業が736件で最も多く、土木工事業や建築工事業も増加しました。
また、2024年の「人手不足」を原因とした倒産は180件と、前年から4割以上増加しており、高齢で現場を離れる人が増える一方、後継者不足にも悩まされているとのことです。
このほか、コロナ禍に設けられた無担保・無利子の「ゼロゼロ融資」を利用したあとに倒産した会社も143件ありました。
帝国データバンクは、団塊の世代が75歳以上となる「2025年問題」の影響も本格化し、建設業者の倒産は今後もしばらく高い水準で続くとみています。
日本経済が活気を取り戻し、誰もが安心して暮らせる豊かな社会となりますことを心から祈ります。
◯2024年の医療機関の倒産・廃業件数786件、2000年以降で最多を記録 コロナ茶番により、医療関係者らの信用が失墜
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