
大阪万博のデザイナーズトイレが、約2億円を投じたにもかかわらず、簡易トイレのようだとして物議を醸しています。



会場内には40カ所のトイレが設置されており、このうち8カ所は若手建築家がデザインした特別仕様となっています。
さらに、デザイナーズトイレのうち2カ所は、便器数が最大50~60個と規模が大きく、それぞれの設備費用(解体費込み)に約2億円ほどかかっているとされています。
以下の写真は、一級建築士・米澤隆が手がけたトイレですが、プレハブ建築などでよく見られる半透明の波板を使用しており、あまりにも安っぽい外観のため、デザイナー本人に対し、「吹けば飛ぶようなトイレですが、これが約2億円かかったものなのですか?」「断熱材しっかり入ってる? 夏は熱くなりそう」「海の家?」「工事現場で似たようなのあるよね」「コーナンで間に合いそうな」といった批判の声が殺到しています。
大阪・関西万博 トイレ5
積み木のように色とりどりのユニットが積み重ねられた建築群の全貌が現れてきた。
竣工まであと少し。#大阪・関西万博#トイレ5 pic.twitter.com/ji2wnBcG9M— 米澤隆 (@yonezawatakashi) December 6, 2024




大阪府の吉村知事は、「このトイレは若手建築家256点の中から公募で選ばれました。若手建築家が魂を込めたトイレです」と説明していましたが、国民の理解を得るのは依然として難しそうです。
国民の生活をより豊かにする行政が実現されますことを心から祈ります。
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