【岩屋外相】ウクライナへの支援継続を表明「国民に1兆8000億円の支援の意義を説明してきた」 政治家へのキックバックを指摘する記者の声はスルー

【岩屋外相】ウクライナへの支援継続を表明「国民に1兆8000億円の支援の意義を説明してきた」 政治家へのキックバックを指摘する記者の声はスルー

岩屋外務大臣が記者会見で、ウクライナへの支援について「国民にその意義を説明する努力はさまざまな機会を通して行ってきた」と述べ、今後も継続する方針を示しました。

◯外務省:岩屋外務大臣会見記録

先月28日の外務省の会見で、インディペンデント・ウェブ・ジャーナルの記者は、「トランプ政権発足後、アメリカはウクライナ支援の方針を戦争継続から停戦に向けた動きへと変えているが、日本はG7と連携し、今後もウクライナ支援と対ロシア制裁を続ける方針を示している」と述べ、日本政府がこの2年間でウクライナに約1兆7000億円(121億ドル)を支援していることを指摘しました。

さらに記者は、イーロン・マスクが「ウクライナ関連の予算が多いのは、政治家へのキックバックがあるためだ」と暴露したことや、アメリカ政府がUSAIDの解体に着手するなど、ウクライナ支援の方針を大きく転換していることにも言及しました。

記者はまた、日本で財務省の解体を求めるデモの勢いが増し、「政治家や官僚は日本国民のために予算を使うべきだ」との声が高まっていることにも触れました。

その上で、「国の予算は、国民の生活を支えるためにこそ使われるべきだと考えますが、岩屋大臣の見解をお聞かせください」と問いかけました。

この質問に対し、岩屋大臣は「欧州とインド太平洋の安全保障は一体不可分であり、力による一方的な現状変更は世界のどこであれ許されない」との考えのもと、約1兆7000億円の支援を表明し、着実に行ってきたと説明しました。

大臣は今後もウクライナ支援を継続する考えを示し、「このウクライナ支援を含めて、我が国の様々な外交政策について、国民の皆様に御理解いただけるように、その意義を説明する努力は、もちろんこの記者会見の場を含めて、様々な機会を捉えて、行ってきておりますし、これからも、しっかりと努力を尽くしていきたいと考えております」と述べました。

このように岩屋大臣は、ウクライナへの支援金が政治家にキックバックされていると指摘されたにもかかわらず、あえてその点には触れることなく、今後も支援を継続する必要性を強調しました。

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私利私欲にまみれ、私腹を肥やしてきた政治家たちが一掃され、真に国民の益となる政治が行われますことを心から祈ります。

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