岩手県大船渡市の山林で大規模な火災 1340世帯3306人に避難指示 建物被害は84棟以上 数キロ離れた3つの地点から出火「自然発火とは考えにくい」

岩手県大船渡市の山林で大規模な火災 1340世帯3306人に避難指示 建物被害は84棟以上 数キロ離れた3つの地点から出火「自然発火とは考えにくい」

岩手県大船渡市(おおふなとし)の周辺で、大規模な山火事が相次いで発生し、現在も延焼が続いています。

この山火事で、これまでに1人が遺体で見つかり、住宅など84棟が被害を受け、およそ1200ヘクタールが焼失したと見られています。

山林火災を含む林野火災の規模としては平成以降で最大で、市は三陸町綾里全域と赤崎町の7つの地区に住む、あわせて1340世帯3306人に避難指示を出しました。

県によると、28日午前7時の時点で市内の避難所と福祉避難所に825人が避難しているとのことです。

日本防火技術者協会の鈴木弘昭理事は、「相当ひどく広がっていますので、なかなか消すのが難しいのではないか」と話し、数キロ離れた3つの地点で火災が相次いで発生したことについては、「日本の場合は自然発火というのは案外少ないものですから、今回の場合も自然発火とは考えにくい」と話しました。

またSNS上でも、単なる山火事ではなく、放火の可能性を疑う声が次々と投稿されています。

近年、スマートシティ建設の計画がある地域では大地震や不可解な山火事が相次いでおり、大船渡市でも同様にスマートシティの計画が進められ、2022年7月からソフトバンク株式会社の磯崎靖彦参与がデジタル推進アドバイザーに委嘱されています。

◯デジタル技術の活用とデジタル田園都市国家構想に係る取組の推進

そのため、大船渡市での山火事についても、「土地を強奪する目的で人為的に引き起こされたのではないか」と疑う声が広がり始めていますが、NHKはこれらを「偽情報」だと一方的に断定し、情報の拡散を抑え込もうとしています。

◯岩手 大船渡の山林火災めぐりSNSで根拠ない情報が拡散 注意を

一刻も早く鎮火し、これ以上被害が広がることのないよう心から祈ります。

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