米露がウクライナ停戦に向けて協議、ゼレンスキーは招かれず トランプ大統領はウクライナ支援を停止「提供した資金はどこに行ったのか。何に使われているのか。私はその詳細を見たことがない」

米露がウクライナ停戦に向けて協議、ゼレンスキーは招かれず トランプ大統領はウクライナ支援を停止「提供した資金はどこに行ったのか。何に使われているのか。私はその詳細を見たことがない」

現在、アメリカとロシアがウクライナの停戦に向けて協議を進めていますが、ウクライナのゼレンスキー大統領はその協議に招かれておらず、強く反発する姿勢を見せています。

今月18日、サウジアラビアの首都リヤドで、アメリカとロシアの高官による協議が行われ、ウクライナの停戦の実現に向けて、新たに高官級の交渉チームを設けることで合意しました。

しかし、ゼレンスキー大統領は「独立国として、我々抜きの合意は単純に受け入れられない。この点を我々のパートナーに明確に伝えておく。我が国がウクライナに関する我々抜きの二国間交渉を受け入れることはない」と述べ、協議に招かれなかったことに対しても不快感を示しています。

一方、トランプ大統領は「この3年間、そしてそれよりもずっと前から(交渉の)席はあった。(戦争は)かなり簡単に解決できていたはずだ。そもそも(戦争を)始めるべきではなかった。取引できたはずだ」とし、ゼレンスキー大統領を批判しています。

現在、トランプ大統領はウクライナ支援を一時停止し、これまでアメリカが実施したウクライナ支援の総額を3000億ドルから3500億ドル(約44兆3000億円から約51兆6000億円)と見積もり、「提供した資金はどこに行ったのか、何に使われているのか。私はその詳細を見たことがない。我々は数千億ドルをウクライナに与えているが、その会計報告を見たことがない。私は平和を望んでいる」と述べています。

◯アメリカ政府、ほぼすべての対外支援事業の停止を指示 ウクライナ茶番も終わりか?

トランプ大統領は、これまでの支援の見返りとしてウクライナの鉱物資源や石油・ガス、港湾などのインフラから得られる収益の50%を要求しているほか、「ゼレンスキー大統領の支持率が4%しかないと」と述べ、選挙を実施すべきだとも訴えています。

◯Trump demands 50% share of Ukraine’s revenues from critical minerals, oil and gas, ports and infrastructure: report 

そのためゼレンスキー大統領は、トランプ大統領を脅威とみなし、欧州の国々に向けて「欧州軍」の創設を訴え、アメリカ以外の支援先を確保しつつ、自身の政権を維持しようと躍起になっています。

◯ゼレンスキー大統領、欧州軍の創設提言 ミュンヘン安全保障会議

戦争によって暴利を貪る悪人たちが一掃され、この地上に真の平和と安息が訪れますことを心から祈ります。

◯ゼレンスキー大統領、アメリカからの支援金のうち4億ドル(約532億円)を横領していたことが発覚 贅沢な暮らしの維持費として 共犯のウクライナ政府高官らもその強欲さに怒り

◯【イーロン・マスク】ウクライナのゼレンスキー大統領は米国納税者から史上最大の金銭強奪をした『史上最高のチャンピオン』だと語る

◯【終わらぬバラマキ】岩屋外務大臣、ウクライナでゼレンスキーと会談 追加で30億ドル(4600億円)の支援を約束「日本はウクライナとともにある」

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