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【フジテレビ】大株主・米ファンドダルトン・インベストメンツ、取締相談役『日枝久』の辞任を要求　一方、政府は「重大なコンプライアンス違反があっても、放送免許の取消はできない」と主張

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【フジテレビ】大株主・米ファンドダルトン・インベストメンツ、取締相談役『日枝久』の辞任を要求　一方、政府は「重大なコンプライアンス違反があっても、放送免許の取消はできない」と主張

フジ・メディア・ホールディングスの大株主「ダルトン・インベストメンツ」が、フジテレビの女子アナ献上問題を受け、企業統治に欠陥があると指摘した上で、取締役相談役を務める日枝久の辞任を求める書簡を送ったことを明らかにしました。

ダルトンは、これまでに2回フジに対して書簡を送っており、「企業ガバナンスに深刻な欠陥があることを露呈している。憤りを禁じ得ない事態」「信頼を回復するどころか、フジテレビの評判をさらに悪化させてしまった。皆様が引き起こした騒動は、明らかに収束しそうにない」と指摘しています。

◯中居正広の女性トラブルについて、フジテレビの株主第2位の米ファンドが第3者委員会の設置を要求「貴社の株式の７％以上を保有する大株主の１社として、私たちは激怒しています」

さらに今回、「なぜたった一人の独裁者が、この巨大な放送グループを40年近くも支配することが許されてきたのか？　信じがたいことだ！」「答えは明白である。まず何よりも重要なことは、日枝久氏はフジ・メディア・ホールディングスとフジテレビの取締役を辞任することだ」とこれまで以上に厳しい姿勢で要求を突きつけました。

一方、日本政府はフジテレビの問題について、重大なコンプライアンス違反があった場合でも電波法に規定がないため放送免許を取り消せず、広告収入の激減による経営危機に陥った場合も同様だとしています。

そのため、「じゃあ放送免許って何なんだよ。やりたい放題じゃねーか。運転免許のほうがよっぽど取り締まり厳しいんじゃねーか」「駐禁３回でも免停なのに。カネさえあれば免許取り消しは無いんですね」「免許取ったらずーっと有効って、あんた、さ、それってあの悪名高い医師免許と同じやないか」といった批判の声がネット上では殺到しています。

また、こうして政府が一向にフジテレビを厳しく追及しないのは、天下り先を確保するためではないかと疑う声も数多く上がっています。

現にフジ・メディア・ホールディングスは、昨年6月末に元総務官僚の山田真貴子を取締役に任命し、さらにフジテレビジョンの取締役にも起用しています。

◯“絶対に断らない女”山田真貴子元報道官がフジテレビに天下りへ 総務官僚時代に高額接待で猛批判浴びる

山田真貴子は、2013年の第2次安倍内閣で女性初の首相秘書官に抜擢され、菅政権発足後は内閣の顔である内閣広報官に起用されました。

私大卒で女性、さらに総務省の本流である旧自治省出身でないにもかかわらず、同省のナンバー2である審議官にまで出世していました。

ところが、菅元総理の長男が勤めていた放送事業会社「東北新社」から、一晩7万4203円もの高額接待を受けていたことが発覚し、激しい批判を浴びたため、内閣広報官を辞任しました。

フジはこのような曰く付きの人物を役員に任命している上、このほかにも、何人もの総務官僚をグループ企業に天下りさせており、政府と深く癒着した実態が浮き彫りになっています。

不正にまみれた全ての業界が浄化され、不条理のない公正な社会となりますことを心から祈ります。

◯【東京都】お台場に世界最大級の噴水を整備するため予算26億2000万円を計上　渦中のフジテレビ日枝取締役の要望により実現した疑いが浮上

◯長谷川豊、フジテレビの上納文化を暴露　男女問わず性的接待に動員

◯【中居正広】フジテレビから100億円規模の損害賠償請求の可能性　性的暴行のみならず、薬物疑惑も浮上

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